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マツコ「歯がない人は幸せそう」発言の真意 「歯を気にするのは他者の目を気にしながら生きているっていう証」

「働き方」をテーマに放送した3月3日のNHKスペシャル「AIに聞いてみた。どうすんのよ?ニッポン」の中で、MCとして出演したマツコ・デラックスが印象的な発言をしていた。

それは「歯がない人は幸せそう」というコメントだ。これは、いろんな番組に出演し多くの街頭インタビューの映像を見てきたマツコが感じた法則だそうで、「インタビュー受けている歯のない方はみんな幸せそう」だと力説していた。(文:みゆくらけん)

歯がないことをどう思われようが「知ったこっちゃねーよ」と思って生きている?

公式サイトをキャプチャ

マツコは「歯を気にするっていうのは他者の目だったり、いろんなものを気にしながら生きているっていう証」だとし、

「やっぱりああいう人たちって歯がないことをどう思われようが『知ったこっちゃねーよ』って言って生きてる方たちだと思うのよ。お強いのか大らかなのかはわからないけれど、そういう精神をお持ちだと思う」

とコメントした。

他人からどう思われようが自分がブレない人は確かに強い。思い返してみると、前歯がない状態でテレビの街頭インタビューを引き受けている人は堂々としていてニコニコと笑っている印象が強い。前歯がないことなど本人にとってはどうでもいいことで、むしろ忘れているかのようにさえ見えることもある。

さらにマツコは歯がない人の幸福論についてこう語っていた。

「『あの人に比べてどうだろう』とか相対的に自分のしている仕事はどうなのかとかじゃないのよ、きっと」

以前は「歯は民度が出る」とコメントしていたけど……

マツコの意見には番組に出演していた東京大学の坂田一郎教授も賛同し、人の幸福感について「他人を気にするというか、他人と比較をするとどうしても幸福感は下がってしまう」とコメントしていた。

つまり、他人の目を意識せずに明るく振る舞うことができる「歯がない人」は「他人を気にしないから比較もしない」という自由な精神の持ち主だということだ。考えてみれば、確かにそれは幸せのひとつのカタチかもしれない。

人は客観性があるから人として生きていけるが、その客観性によって苦しめられたりがんじがらめになることも実際多い。歯がないことを気にせず生きていける人は、客観よりも主観重視で生きている人なのだろう。

ちなににマツコは以前に「歯は民度が出る」と発言しており、虫歯や抜けた歯を放っておける人の心境がわからないと厳しめの意見を出していた。マツコ自身、毎日の歯磨きタイムも一回30分ほどかけているらしい。今回の「歯がない人は幸せ論」も、それが良いことだとはひとことも発していないということを最後に記しておきたい。

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