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豪中銀、政策金利据え置き 楽観的な見通しを修正

[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は6日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。

据え置きは市場の予想通りだった。

ただ、景気の先行きについては楽観的な見方をやや修正。市場では当面、政策金利が据え置かれるとの見方が強まっている。

中銀は声明で「2018年に成長ペースが前年と比べて加速する見通しだ」と表明。前回の声明に盛り込まれていた「今後数年にわたって伸び率が平均で3%をやや上回りそうだ」との文言を完全に削除した。

アナリストらの間では、7日発表の第4・四半期の国内総生産(GDP)の予想を下方修正する動きが出ている。ロイターが先週実施した調査では、第4・四半期の豪GDPは前期比0.6%増、前年同期比2.5%増との予想だった。しかし、最近の弱い経済指標を受けて、予想は前期比0.5%増、前年同期比2.4%増程度に低下している。

JPモルガンのシニアエコノミスト、トム・ケネディー氏は「中銀が経済成長に関する文言をトーンダウンしたことは間違いない」と指摘。「目標の3%から少しずつ、非常に緩やかに離れ始めているのではないか」と述べた。

同氏は「賃金の伸びは低く、消費は2017年半ば以降、非常に弱い。純輸出は中銀の予測を下回っている。こうした諸々の点を踏まえると、数字は小さくなる」と述べた。

年内の利上げの有無については、アナリストの間で見方が分かれている。金利先物市場<0#YIB:>は2019年初めまでの25ベーシスポイント(bp)利上げを完全には織り込んでいない。

豪連邦統計局がこの日発表した第4・四半期の経常収支統計によると、純輸出の国内総生産(GDP)伸び率への寄与度は、農産品輸出の減少と消費財・石油輸入の急増を背景にマイナス0.5%ポイントとなる見通し。

この結果、第4・四半期の豪経常収支は140億豪ドル(108億9000万米ドル)の赤字と、過去1年余りで最も大幅な赤字となった。

中銀は、第4・四半期の輸出が鈍化したことを認めているが、一時的な現象だとしている。

この日発表された1月の小売売上高も前月比0.1%増と、市場予想の0.4%増を下回った。衣料品と百貨店の売り上げが弱かった。

個人消費支出はGDPの約57%を占める。

*内容を追加しました。

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