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ゴールデンボンバー鬼龍院翔がアダルトVRゲームにハマる理由

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部屋の天井からただ眺めるだけということも可能(Photo by Yoko Yamashita)

大鶴:女の子への欲望をそれぞれ出し合って、時には殴り合いになることもあります。まあ、殴り合いは冗談ですが(笑)。

鬼龍院:でも、自分のプレゼンが通ればその欲望が叶うわけですから、本気になる気持ちも分かります。テクノロジーの進化のスピードを考えたとき、今は難しいけど5年経てばここまでできるだろうってこととか何かありますか?

大鶴:ディスプレイの中の表現力はどんどん上がってきているので、次はディスプレイの外が重要になってくると思います。触覚的なものを感じられるデバイスだったり、呼吸を感じられるものだったり、バーチャルなものをどうやって身体にフィードバックするかが鍵なのかなと。で、我々の最終目標はバーチャルセックスなんです。今はまだセックスできてないじゃないですか。バーチャルな空間の女の子とセックスができるかどうか、そこを追求していきたいと思います。

鬼龍院:素晴らしいですね。僕はエアーバンドをやってるんですけど、このスタイルだとメンバーがもしライブの直前に脱退したとしても、ライブは一応はできてしまうんです。それはつまり、技術の発展がなんでもエアーにさせてくれるとも言えるわけで、そういう意味でバーチャルセックスならぬ「エアーセックス」という言い方を提唱したいです。ちょっと笑けるし、エアーセックス、エアーカノジョ、エアーイチャイチャとか、気軽に発信しやすそうですよね。

小林:あと5年もしたら、触覚デバイスとか普通に出てくると思います。グローブ型コントローラーみたいなものだったり、超音波で触覚を発生させる装置だったり、いろいろ開発は進んでいるらしいので。

鬼龍院:例えば、ボディミストとか女性が付けてそうな香水を部屋にまくと、もっといいなと思うんです。で、公式サイトとかで「これが夕陽さくらちゃんの香水です」と売ってくれたら、ユーザーは買いますよ。男性ユーザーは香水に疎いので、何を選んだらいいのか分からないですし。

大鶴:実は去年の東京ゲームショウにブースを出したとき、非売品でVRと連動して匂いを出すデバイスを用意したんです。それを考えると実現できそうなアイデアですね。

鬼龍院:ポッキーゲームのときに女の子の顔が近づくじゃないですか。そのときに匂いが何もないっていうのは、現実と違うところだなと思ったので。

大鶴:ゲームショウのとき、実際にチョコの香りをデバイスで出したんですけど、臨場感が全然違いました。ヘッドマウントディスプレイで視覚、聴覚があって、コントローラーである程度触覚も出せるから、それらに加えて嗅覚を付けると一気にリアル感が増すんですよ。

鬼龍院:ああ、やはり。

大鶴:ゲームしてるのを忘れるくらい没頭しますね。

鬼龍院:嗅覚って、五感の一つとしてすごく大事なんですね。こうして妄想や幻想の世界に浸るっていうと、社会的には良しとしないみたいな風潮があるかもしれませんが、それで誰かの心を癒せるんだったらいいんじゃないかなと思うんです。バーチャルなコンテンツを否定的に見るのではなく、夢があるという視点で見てほしい。男性目線のエロかもしれないですけど、いずれ女性の方にも使えるコンテンツに役立つと思うので。だから、あの、できれば女性も温かい目で見守ってほしいです。

大鶴:そうですね。「VRカノジョ」だけではなく「VRカレシ」も作りたいと思ってます。それがもし完成したら、男性は「VRカノジョ」、女性は「VRカレシ」で遊べるようになるので、そうなったらどうなるんだろうというのは興味があります。また、今はゲーム的なパターンをプログラムしているだけですが、そこに例えば人工知能が入ってきたりしたらどんな変化が起きるのか楽しみです。

鬼龍院:「VRカノジョ」のキャラクター、夕陽さくらちゃんは基本的にこちらの要求は断らない女の子じゃないですか。でも、それがAIで制御されるようになったら、たまに拒んだりするようになるかもしれない。まあ、実際にプレイしてたらイラっとするかもしれないですけど(笑)。でもそうなると人間により近づいていくわけですよね。ただ、一方では倫理的な問題もあるだろうし。

大鶴:はい。そこが一番難しいところです。人間を表現しようとすると、どうしてもそこにぶち当たってしまうので。さくらちゃんに関していうと、今さくらちゃんに続く女の子を開発中です。夏くらいまでにはリリースしたいなと思ってます。

鬼龍院:おお! 夏までは絶対に死ねないです(笑)。

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ゴールデンボンバーの鬼龍院翔(Photo by Yoko Yamashita)

鬼龍院翔
1984年6月20日生まれ。ヴィジュアル系エアーバンド、ゴールデンボンバーですべての曲の作詞・作曲・ヴォーカルを担当。「AVだけでなく、デジモノも大好き」(鬼龍院談)とのことで、 2016年にリリースしたシングル「水商売をやめてくれないか」は、本人発案によるVRビューワ付きのシングルとして発売。同曲を含むニューアルバム『キラーチューンしかねえよ』を2018年1月31日にリリースし、3月からさいたまスーパーアリーナ2デイズ含む全国36公演のツアー「ロボヒップ」を開催する。
http://pc.goldenbomber.jp/

「VRカノジョ」
販売方法:DL販売専用
ジャンル:バーチャルリアリティカノジョ体験
価格:4980円(税込み)
対象年齢:18歳以上(18歳未満の方はご購入頂けません)
http://vrkanojo.com/

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