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米大統領と司法長官が再び対立、監視令状の扱い巡る捜査で

[ワシントン 28日 ロイター] - トランプ米大統領とセッションズ司法長官との対立が再び表面化している。大統領は28日、ツイッターで、セッションズ長官が外国情報監視法(FISA)濫用問題の捜査を司法省監察官に委ねたことについて「恥ずべき」決定と批判した。

セッションズ長官は先に、トランプ陣営の元顧問でロシアとのつながりもあるカーター・ペイジ氏に対する監視令状を司法省と米連邦捜査局(FBI)がどのように取得したかについての捜査を同省のマイケル・ホロウィッツ監察官に任せると発表していた。

トランプ大統領はこれを受け、「なぜセッションズ氏はFISA濫用問題を監察官に委ねたのか。時間がかかるし、訴追の権限もない。なぜ司法省の弁護士に任せないのか。恥ずかしい」と強く批判した。

ホロウィッツ氏はオバマ前政権下の2012年に監察官に就任した。

実際には、監察官は司法省における不適切行為を調査する独立した監督者であり、不正行為を検察官に伝えることも可能。トランプ大統領のツイートは、こうした監察官の役割に対する理解の欠如を露呈する結果となった。

また、大統領のセッションズ長官への攻撃は、司法・検察の独立を守るという原則に違反している。

セッションズ長官はホロウィッツ監察官に捜査を委ねたことは「適切な手続き」と説明。「私が司法長官でいる限り、誠実に職務を遂行し続ける。司法省は今後も法律と憲法に従い、公正かつ公平な方法で職務にあたる」とした。

長官は昨年3月、ロシアの米大統領選干渉疑惑に関する調査に自身は関与しないと表明。トランプ大統領はこれを厳しく批判し、長官の進退が取り沙汰されてきた。

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