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あってはならないこと。葛飾区議選の一票差当落、都の裁定でひっくり返る

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こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

本日は都議会本会議の初日となりまして、小池知事による所信表明演説が45分ほど行なわれました。

内容としては「総論ではみんな賛成だよね」というものに終始し、ヤジが一切飛ぶこともなく、非常に静かな立ち上がりとなりました。

メディア関係者も「取り付く島がない」と表現するように、知事としてはこれからはエッジを効かせた改革を標榜するのではなく、摩擦の少ない無難な都政運営を目指して行くのかもしれません。

昨年の期待や熱気に比べると、残念で悲しい気持ちになることは確かですが、都政を前に進めるために活発な議論を展開していきたいと思います。

そうした中で今日は、民主主義国家としてあってはならないことが起きてしまいました。

昨年11月の葛飾区議選で、私や上田都議が推薦した大森ゆきこ氏が、一票差という劇的な当選しました。

事実はドラマより奇なり?!まさかまさかの一票差で、応援した両候補が無事当選
http://otokitashun.com/blog/daily/16523/

これに対して次点の候補が異議申し立てを行い、票の数え直しを求めていました。

こうした申し立てはほとんど「言いがかり」に近いもので、実際に葛飾区選挙管理委員会(選管)もこの申し立てを却下したので、正直なところ楽観視をしていました。

ところがなんと、東京都選挙管理委員会が有効票の解釈を変更をし、結果を覆すことになりました。

詳細はすでに、採決書なども含めて大森ゆきこ区議本人もブログに書いておりまして、

実際に開票作業を行った葛飾区選管が票を数え間違ったのではなく、彼らが「有効」と判断した票を都選管が2票「無効」としたのです

具体的には「大森ひでこ」「大森ようこ」と書かれたものの2票です。

電子投票でも記号式でもない「記名式」という古式ゆかしい方法を主に採用しているわが国の選挙では、漢字も含めた氏名の間違いが頻繁に起こることは避けられません。

実際に「大森ゆかり」や「大森みゆき」などの票も発生しており、それらはすべて有効票としてカウントされています。

画像を見る
大森ゆきこ区議ブログより抜粋)

というのも、公職選挙法第67条において

その投票した選挙人の意思が明白であれば、その投票を有効とするようにしなければならない。」

と規定されており、最高裁の判例においても

「投票の記載が候補者名と一致しない投票であっても、その記載が候補者氏名の誤記と認められる限りは当該候補者に対する投票と認めるべきである

と判例を出しているからです。

このため、選挙管理委員会は「選挙人の意思が明白」か否か、「誤記と認められる」のかどうかを慎重に判断し、有効か無効であるかを判断するわけですね。

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