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2012年はMUST?ソーシャルメディアを使った「セルフブランディング」について考える

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ソーシャルメディアが普及すると同時に「セルフブランディング」という単語も目にすることが増えました。

個人をアピールすることが簡単になった時代、ソーシャルメディアを使った「セルフブランディング」について考えてみましょう。

今回は、そもそも「セルフブランディング」とは何かということから、考えてみましょう。年末年始の休み期間中にゆっくり時間をとって、今年の反省と共に、意識的に「セルフブランディング」に取り組む体制を整えるのもよいのではないでしょうか。

ブランディングとは何か

まずは、ブランド、ブランディングという言葉を考えましょう。

ブランドとは、名前、ロゴ、外観など目に見えるものに加え、それを受け取る人が持つイメージ、経験、ストーリーなどによって形作られるものです。これらを総合して、取り巻く人達が評価した結果がブランドであるといえます。

この考え方を「自分」に適用したものがセルフブランドといえるでしょう。

誰かが自分のことを噂にしているとき、その人は自分のことをなんと表現するでしょうか。

「信頼できる人」「頭の回転の早い人」「センスのよい人」「やさしい人」「いじわるな人」「せこい人」「うさんくさい人」・・・・。

これがその人に持たれているブランドイメージだといえます。

セルフブランディングは理想とイメージを一致させる戦略

セルフブランディングを、自分をよく見せること、あるいは、本来の自分とは違う自分を作って見せることだと思っている人がいますが、これは間違いです。

セルフブランディングとは、自分が理想とする姿に近づくためのすべての活動で、その活動を通して、周囲の人に認知してもらうことです。理想とする姿というのは、企業であれば「企業ミッション」にあたるでしょう。

その活動を通して、周囲の人が持つイメージと自分の理想が一致すればいいのですが、必ずしもそうなるとは限りません。ブランドイメージにズレがあれば、そう解釈された過程を分析し、さらに戦略をたてる必要があります。

よって、1週間、1ヶ月という短期間で実現できるものではないことを理解してください。

まずは、現在の自分を分析し、理想を定義し、どうすればその理想に近づけるかを考え、ソーシャルメディアがそのための手段として適切なのかを考えてみてください。

ソーシャルメディアは、情報を発信するツールであり、他の人とコミュニケーションするためのツールです。

理想の実現にソーシャルメディアが相容れないものであれば、使う必要はありませんし、他の方法でセルフブランディングすればよいのです。

今日から始めるセルフブランディング

さて、では実際に自分がソーシャルメディアを使ったセルフブランディングを始めようと思ったらどうしたらよいのでしょうか。以下に簡単なヒントを整理しておきます。

■実名?ニックネーム?

セルフブランディングをするにあたって、できれば統一された名前を用いるとよいでしょう。就職活動にもつながるセルフブランディングであれば、実名のほうが認知されやすいのでおすすめです。

もちろん、すでにある程度浸透したニックネーム(ハンドルネーム)があるのならば、そちらを活用しても構わないでしょう。現実に、本名を出さずにニックネームで活動し、セルフブランディングをされている方もたくさんいます。

例えば、先日、本ブログも転載していただいている『BLOGOS』で2011年のブロガー最優秀を受賞されたのは、社会派ブロガーとして有名なちきりんさんです。彼女は、本名や顔などは公開していませんが、「ちきりん」というニックネームで認知され、彼女の独自の視点を通して書かれる記事は高い評価を得ていますし、本も出版されています。

大事なのは、ブログやTwitterなど異なるチャンネルであっても、使用する名前を統一することです。自分の名前を検索してみて、表示される結果なども参考にするとよいでしょう。本ブログでも寄稿いただいたイケダハヤトさんがカタカナ名を用いるのは、同名の元首相がいるため、漢字にすると検索したときに区別がつかないから、という理由もあるそうです。

■どのソーシャルメディアで何を発信する?

Facebook、Twitter、Google+、LinkedIn、ブログなど、様々なソーシャルメディアがある中で、それぞれどういう情報を発するのがよいのか考えてみましょう。

それぞれメディア特性が異なるので、最適な情報の発信方法を選びましょう。以下に、セルフブランディングを意識した活用方法として参考になる例をあげていきましょう。

ある経済学が専門の大学院生は、経済学に関連するあらゆるツイートにつっこみを入れるという活動をしています。もちろん、ただつっこむのではなく、専門知識に基づいたつっこみで、見ている人に「なるほどな」と思わせる名ツイートです。

自分が参加したセミナーの実況をしてレポートする、いわゆる「つだる」ツイートしている人もいます。これは、リアルタイムで聞いていることを理解し、重要なことをまとめるという高度な情報処理能力が求められる行為です。実は、本当に実力のあるつだるレポートができている人はわずかです。

Facebookの個人ページがタイムライン表示になったことで、デザイナーやイラストレーターなどのクリエイティブな職の人にとっては、自分のセンスをアピールする格好の場ができました。カバー写真の見せ方、プロフィール写真の見せ方、さらには、時系列に自分の作品を並べるなど、タイムラインをポートフォリオのように使うこともできるでしょう。

LinkedInには、質問を投稿できるQ&Aが用意されています。ここで利用者の質問に回答することで自分の専門性をアピールすることができます。LinkedIn関連の質問には、LinkedInのプロフェッショナルとして谷口正樹さんが積極的に回答されています。

ソーシャルメディアをどう使うか? 例:「りくるちゃん」

「セルフブランディング」に対するイメージは、わいてきましたでしょうか?

理想に近づく手段として、ソーシャルメディアが適切であると考えれば、今度はどう活用するかを考えてみてください。

せっかくなので、本ブログの企画・広報担当の「小松りくる」というキャラクターを例にして、セルフブランディングを考えてみたいと思います。

理想は、

「ソーシャルリクルーティング関連の情報ソース」=「りくるちゃん」

となって、彼女の発信する情報が信頼できるものとして、認知されることです。

そのためには、「りくるちゃん」自身がソーシャルリクルーティングの情報を積極的に収集し、その中から多くの人に伝える価値があるもののみを選別し、発信していく必要があります。

しかし、「りくるちゃん」本人は情報収集を通してソーシャルリクルーティングのことを学んでいる最中でもあります。

よって、シェアする情報に、解釈や分析を加えて解説するのではなく、その情報を受け取ったときの「感動」を素直に伝えるようにしています。

そしてもう一つ、ブログ運用の窓口担当として、読者が気楽に意見や感想を言えるような、コミュニケーションを取りやすい雰囲気も持たなければなりません。

こうしたことを意識したとき、彼女は以下のようにソーシャルメディアを活用することにしました。

■Facebookページ

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ソーシャルリクルーティングの世界」のFacebookページでは、ソーシャルリクルーティングに関連するトピックやソーシャルメディアを使ったマーケティングの情報を中心に情報を発信しています。

その情報発信を通して、「いいね!」を押してくださった方とコミュニケーションをしています。季節のコスプレ(?)画像なども盛りこんで、ユーザーが見た目も楽しんでもらえるような工夫もしています。

■Twitter

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Twitterアカウントでは、Facebookページで発信している情報に加え、ソーシャルリクルーティング関連の話題のツイートを見つけたらRTしたり、ユーザーと@を使った直接的なコミュニケーションをしています。

実は、Twitterアカウント(@Rikuru_SRW)は、一度変更をしています。

過去のアカウントは、サービス名を使った文字列で取ってしまったため、アカウントを見ただけでは、「りくるちゃん」であることが分からなかったからです。

アイコンとアカウント名が一緒になっているときなら、すぐに「りくるちゃん」からの情報とわかりますが、発信した情報が別の人にRTされたときはアイコンは表示されなくなります。そこで、アカウント名を見た時に「りくるちゃん」のつぶやきだ、と気づいてもらいやすくするための工夫をしたのです。

■Google+ページ

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Google+ページでは、本ブログ運用の更新情報を中心に載せており、他のソーシャルメディアは公開していない、ソーシャルメディア運用における悩みや気づきも「りくるのブログ運用☆あ・れ・こ・れ話」として公開しています。

ブログをオープンして以来、こうした活動を継続的に行うことで、ユーザーからの信頼も少しずつ得られてきました。まだ認知度も低いですし、時に厳しいご意見をいただくこともありますが、より新鮮で価値ある情報を届けられるよう、日々研究をしています。

まとめ:反省と目標はセルフブランディングの第一歩

年末年始は、1年の自分を振り返ったり、新しい1年の目標を考えるよいタイミングです。

考えるときに、今自分が周囲からどう思われているのか、理想とどれくらい離れているのかについても思いを馳せ、戦略的なセルフブランディングを検討してみてはどうでしょうか。

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