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- 2011年12月27日 00:00
2011/12/16 統合対策室(最終)・東電・保安院 会見アーカイブ
1/2
2011年12月16日(金)の統合対策室・東電・保安院の会見の模様です。
■2011/12/16 19:00~ 政府・東京電力統合対策室 合同記者会見(最終)■
1/2 細野豪志原発事故担当相による“冷温停止状態達成”の発表
2/4 会見の模様(前半)
3/4 会見の模様(後半)・岩上安身によるまとめ1
4/4 岩上安身によるまとめ2
【ドラえもん(@jaikoman)さんによる会見前半(冒頭あいさつ)文字起こし】
経産省 保安院 事務局 吉澤(司会者):
それでは遅くなりまして申し訳ございません。只今から政府・東京電力統合対策室、合同記者会見を開催させて頂く。はじめに細野大臣から、挨拶及び、冒頭発言がある。
細野大臣
先程、野田内閣総理大臣からも記者会見での発表があったが、本日、第22回、原子力災害対策本部が開催されて東京電力福島第一原子力発電所、事故の収束に向けた道筋で定めたステップ2の完了が確認をされた。事故のあった原子力発電所の原子炉については安定状態を達成しており、発電所の事故そのものは収束に至ったものと判断を致したものである。
これまで福島県民の皆さんを始め、国民の皆さんに大変なご迷惑、ご心配、そして様々な、本当に、皆さんにですね、厳しい思いをして頂かなければならない状況が続いて参りました。先ず、冒頭、責任者として心よりお詫びを申しあげなければならない。
そして、そうした皆さんに対して個々に事故そのもの、オンサイトについては事故が収束したことをご報告を申し上げたいと思う。ここに至るまでには現場で頑張って作業を続けた作業員の努力というものがあった。当初は極めて過酷な状況の中で、そして夏の時期は灼熱の中で熱中症の恐怖にも苛まれながら作業を続けた。
また、それを支えた現場の様々な政府関係者の努力もあった。特に自衛隊の皆さん、そして警察の皆さん、消防の皆さんの当初の本当に献身的なご努力というのは、わたしは高く評価をされるべきものというふうに考えている。そうした皆さんに対して心よりの感謝と、そして敬意を表したいと考えている。
私は事故の収束を担当する責任者として、この事故を何としても現場の皆さんの、それこそ大きなダメージであるとか、また、万が一にも死者を出すことだけは絶対にしてはならない。そんな思いで事故の収束に当たってきた。そして今日。事故の収束を皆さんにご報告に辺り、そうしたことが起こらずにここまで来ることが出来たことを、報告が出来て、この点は本当に良かったなというふうに考えている所だ。
また、国際社会からも多大なる協力を頂いた。特に米国からは深い友情のもとで強固な同盟関係に基づいて物資の供与、技術のアドバイス、様々な支援を頂いた。様々な国の支援に対しても心より敬意と感謝を申し上げたいと思う。日本の企業の皆さんの頑張りも特筆に値をするというふうに思う。
技術面でも様々な困難がございましたが、そういった物を乗り越える企業の技術を発揮して頂いた事に関しても、心より経緯と感謝を申し上げたいというふうに思う。事故の収束は極めて難しい物であると当初から考えていた。また、年内の冷温停止状態については、これも無理ではないかというふうな ご意見があったことも承知をしている。
そうした中で何とかこの年内の冷温停止状態の達成、そして事故の収束を達成する事が出来たことは、私は極めて厳しい状況の中で日本が、瀬戸際で踏みとどまったと言う意味で大きな、わたくしは、今日は、日ではないかと感じている。今日が、福島にとっても日本にてとっても改めてこの災害からの復旧、復興に向かうスタートの日だと、私はそう考えている。
勿論、改めて被災者の皆さんにはお詫びを申し上げなければならないというふうに思っているし、それと同時に 発電所の外にある様々な問題が、益々、これが大きな問題となっており、政府の対応が必要となってくることも併せて皆様に申し上げなければならない。
私は事故の責任者として9ヶ月、この事故の収束という物を、大きな、これは我達の課題として取り組んで参りましたので、その中で、様々な、私自身もやはり、過ちを犯したと思っている。そういった意味も含めて事故の収束というのを自らの1つの区切りにすることも途中考えたことがあった。
ただ事故の影響はこれだけ大きく、日本国内に広がっている中で、やはり、このオフサイトの問題、被災者の皆さんにしっかりと向き合って、問題の解決に当たっていかなければならない。その課題の解決に向けて今しばらく踏ん張ってやっていきたいというふうに考えている。
特に この事故の影響を受けて多くの放射性物質の飛散というのが広がっているので、除線の問題というのがある。更には福島県民の皆さんの健康の問題にしっかりと向き合っていかなければならない。賠償の問題もある。特に先にもあった2点については、私が今大臣をしている環境省が大きな責任を担うことになったので、その責任を全うして参りたいというふうに思っている。
オンサイト(福島第一原発)の事故は収束しましたので、むしろ、オフサイトのこの問題の解決に向けて、政府をあげて取り組んでいかなければならない。そういう時期を迎えたとも考えている。幸い、今日、会見に同席を頂いている園田大臣政務官を始め、政務の非常に多くの仲間に恵まれ、この問題にあたることが出来る体制がある。
また、環境省を含めて職員の熱意というものも非常に高いものがある。そうした多くの政府関係者の、そして日本国民の協力を頂いて、オフサイトの様々な問題についても解決をすべく、これから全力を上げていくことを皆さんにお約束を申し上げたいというふうに思う。
ステップ2の完了を受けて、今後の大勢について申し上げる。新たに政府・東京電力対策会議を設置することを本日の原子力災害対策本部で決定した。この体制のもとで葉色に向けた取り組みをすすめる中では、小規模なトラブルが発生することは覚悟している。
しかし、冷却機能を多様化、多重化をし、ポンプであるとか、電源であるとか、水源も含めて多重性、多様性が確保されている事は確認できているので、問題がエスカレートし、周辺住民の方に再び避難をお願いせざるを得なくなるようなことは決して無い。そういう状況が出来たと考えている。
前例のない事故を前に、廃炉に向けては今後も息の長く、辛抱強い、それでいて非常に柔軟な発想に基づいた取り組みが必要であると考えているが、そうした中長期的な対応も含めて政府として責任をもって対応してまいりたいと考えている。
こうした体制を整備したことを受けて、政府・東京電力統合対策室は廃止することとなった。宣告、当初、統合対策本部として設置をされ、そこで相当な時間を費やしてきた私としては、これが廃止をされることが一つの大きな区切りであるというふうにも考えている。
先程は 最後の会議の中で、海江田経済産業大臣にも非常にご苦労頂いたので、この東電のこの会場まで足を運んで頂き、最後のご挨拶も頂いた。そうした経緯も含めて、統合対策室として行って来たこの記者会見については今回が最後になることを皆様にご了承頂きたいと思っている。
勿論、事故対応に関わる情報提供の重要性というものは、これからも非常に大きなものがあると思うので、個別の記者会見という形で、これからも積極的な情報提供、そして皆さんからの質問に応えることは続けさせて頂くことはお約束申し上げたいと思っている。
なお、中長期対策会議についての情報発信のあり方については、また改めて皆様に報告する形を取りたいと思っている。私からの報告は以上だが、最後に、今日、こうしてお集まりになられたジャーナリストの皆さん、そしてこれをご覧になっている国民の皆さんにもお礼を申し上げたいと思う。
記者会見を始めて以降、皆さんからの様々な質問や批判、これが正直言いまして、非常に厳しいなと思った時期もあった。ただ、皆さんからのそういった様々な質問を受ける中で、我々も自らもやってきたことを反省をし、そして情報をしっかりと皆さんにお知らせをし、問題解決に向けた努力をするという、そういう事に繋がったのではないかと思っている。
最後に皆様に、そうした国民の皆さんに対する情報発信という意味で重要な役割を果たして頂いたことに感謝を申し上げ、私の報告とさせて頂きたいと思う。本当にありがとうございました。
■2011/12/16 19:00~ 政府・東京電力統合対策室 合同記者会見(最終)■
1/2 細野豪志原発事故担当相による“冷温停止状態達成”の発表
2/4 会見の模様(前半)
3/4 会見の模様(後半)・岩上安身によるまとめ1
4/4 岩上安身によるまとめ2
【ドラえもん(@jaikoman)さんによる会見前半(冒頭あいさつ)文字起こし】
■冒頭のあいさつ(政府)
経産省 保安院 事務局 吉澤(司会者):
それでは遅くなりまして申し訳ございません。只今から政府・東京電力統合対策室、合同記者会見を開催させて頂く。はじめに細野大臣から、挨拶及び、冒頭発言がある。
細野大臣
先程、野田内閣総理大臣からも記者会見での発表があったが、本日、第22回、原子力災害対策本部が開催されて東京電力福島第一原子力発電所、事故の収束に向けた道筋で定めたステップ2の完了が確認をされた。事故のあった原子力発電所の原子炉については安定状態を達成しており、発電所の事故そのものは収束に至ったものと判断を致したものである。
これまで福島県民の皆さんを始め、国民の皆さんに大変なご迷惑、ご心配、そして様々な、本当に、皆さんにですね、厳しい思いをして頂かなければならない状況が続いて参りました。先ず、冒頭、責任者として心よりお詫びを申しあげなければならない。
そして、そうした皆さんに対して個々に事故そのもの、オンサイトについては事故が収束したことをご報告を申し上げたいと思う。ここに至るまでには現場で頑張って作業を続けた作業員の努力というものがあった。当初は極めて過酷な状況の中で、そして夏の時期は灼熱の中で熱中症の恐怖にも苛まれながら作業を続けた。
また、それを支えた現場の様々な政府関係者の努力もあった。特に自衛隊の皆さん、そして警察の皆さん、消防の皆さんの当初の本当に献身的なご努力というのは、わたしは高く評価をされるべきものというふうに考えている。そうした皆さんに対して心よりの感謝と、そして敬意を表したいと考えている。
私は事故の収束を担当する責任者として、この事故を何としても現場の皆さんの、それこそ大きなダメージであるとか、また、万が一にも死者を出すことだけは絶対にしてはならない。そんな思いで事故の収束に当たってきた。そして今日。事故の収束を皆さんにご報告に辺り、そうしたことが起こらずにここまで来ることが出来たことを、報告が出来て、この点は本当に良かったなというふうに考えている所だ。
また、国際社会からも多大なる協力を頂いた。特に米国からは深い友情のもとで強固な同盟関係に基づいて物資の供与、技術のアドバイス、様々な支援を頂いた。様々な国の支援に対しても心より敬意と感謝を申し上げたいと思う。日本の企業の皆さんの頑張りも特筆に値をするというふうに思う。
技術面でも様々な困難がございましたが、そういった物を乗り越える企業の技術を発揮して頂いた事に関しても、心より経緯と感謝を申し上げたいというふうに思う。事故の収束は極めて難しい物であると当初から考えていた。また、年内の冷温停止状態については、これも無理ではないかというふうな ご意見があったことも承知をしている。
そうした中で何とかこの年内の冷温停止状態の達成、そして事故の収束を達成する事が出来たことは、私は極めて厳しい状況の中で日本が、瀬戸際で踏みとどまったと言う意味で大きな、わたくしは、今日は、日ではないかと感じている。今日が、福島にとっても日本にてとっても改めてこの災害からの復旧、復興に向かうスタートの日だと、私はそう考えている。
勿論、改めて被災者の皆さんにはお詫びを申し上げなければならないというふうに思っているし、それと同時に 発電所の外にある様々な問題が、益々、これが大きな問題となっており、政府の対応が必要となってくることも併せて皆様に申し上げなければならない。
私は事故の責任者として9ヶ月、この事故の収束という物を、大きな、これは我達の課題として取り組んで参りましたので、その中で、様々な、私自身もやはり、過ちを犯したと思っている。そういった意味も含めて事故の収束というのを自らの1つの区切りにすることも途中考えたことがあった。
ただ事故の影響はこれだけ大きく、日本国内に広がっている中で、やはり、このオフサイトの問題、被災者の皆さんにしっかりと向き合って、問題の解決に当たっていかなければならない。その課題の解決に向けて今しばらく踏ん張ってやっていきたいというふうに考えている。
特に この事故の影響を受けて多くの放射性物質の飛散というのが広がっているので、除線の問題というのがある。更には福島県民の皆さんの健康の問題にしっかりと向き合っていかなければならない。賠償の問題もある。特に先にもあった2点については、私が今大臣をしている環境省が大きな責任を担うことになったので、その責任を全うして参りたいというふうに思っている。
オンサイト(福島第一原発)の事故は収束しましたので、むしろ、オフサイトのこの問題の解決に向けて、政府をあげて取り組んでいかなければならない。そういう時期を迎えたとも考えている。幸い、今日、会見に同席を頂いている園田大臣政務官を始め、政務の非常に多くの仲間に恵まれ、この問題にあたることが出来る体制がある。
また、環境省を含めて職員の熱意というものも非常に高いものがある。そうした多くの政府関係者の、そして日本国民の協力を頂いて、オフサイトの様々な問題についても解決をすべく、これから全力を上げていくことを皆さんにお約束を申し上げたいというふうに思う。
ステップ2の完了を受けて、今後の大勢について申し上げる。新たに政府・東京電力対策会議を設置することを本日の原子力災害対策本部で決定した。この体制のもとで葉色に向けた取り組みをすすめる中では、小規模なトラブルが発生することは覚悟している。
しかし、冷却機能を多様化、多重化をし、ポンプであるとか、電源であるとか、水源も含めて多重性、多様性が確保されている事は確認できているので、問題がエスカレートし、周辺住民の方に再び避難をお願いせざるを得なくなるようなことは決して無い。そういう状況が出来たと考えている。
前例のない事故を前に、廃炉に向けては今後も息の長く、辛抱強い、それでいて非常に柔軟な発想に基づいた取り組みが必要であると考えているが、そうした中長期的な対応も含めて政府として責任をもって対応してまいりたいと考えている。
こうした体制を整備したことを受けて、政府・東京電力統合対策室は廃止することとなった。宣告、当初、統合対策本部として設置をされ、そこで相当な時間を費やしてきた私としては、これが廃止をされることが一つの大きな区切りであるというふうにも考えている。
先程は 最後の会議の中で、海江田経済産業大臣にも非常にご苦労頂いたので、この東電のこの会場まで足を運んで頂き、最後のご挨拶も頂いた。そうした経緯も含めて、統合対策室として行って来たこの記者会見については今回が最後になることを皆様にご了承頂きたいと思っている。
勿論、事故対応に関わる情報提供の重要性というものは、これからも非常に大きなものがあると思うので、個別の記者会見という形で、これからも積極的な情報提供、そして皆さんからの質問に応えることは続けさせて頂くことはお約束申し上げたいと思っている。
なお、中長期対策会議についての情報発信のあり方については、また改めて皆様に報告する形を取りたいと思っている。私からの報告は以上だが、最後に、今日、こうしてお集まりになられたジャーナリストの皆さん、そしてこれをご覧になっている国民の皆さんにもお礼を申し上げたいと思う。
記者会見を始めて以降、皆さんからの様々な質問や批判、これが正直言いまして、非常に厳しいなと思った時期もあった。ただ、皆さんからのそういった様々な質問を受ける中で、我々も自らもやってきたことを反省をし、そして情報をしっかりと皆さんにお知らせをし、問題解決に向けた努力をするという、そういう事に繋がったのではないかと思っている。
最後に皆様に、そうした国民の皆さんに対する情報発信という意味で重要な役割を果たして頂いたことに感謝を申し上げ、私の報告とさせて頂きたいと思う。本当にありがとうございました。



