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橋下徹に読ませたい私からのメッセージ

 かつて橋下徹がまだ大阪読売テレビの「やしきたかじんのそこまで言って委員会」という番組に出演していた時、その番組に時々呼ばれた私は楽屋で橋下徹と挨拶を交わしたものだ。

 そのよしみで私は橋下に以下のメッセージを伝えたい。

 きょう12月26日の昼頃、日刊ゲンダイの記者から電話がかかってきていまの日本の政治で期待できる政治家は誰か、と聞いてきた。

 年末にありがちな特集記事だ。

 私はすかさず橋下徹と答えた。

 二つの条件を満たすならば、という留保つきでだ。

 ひとつは彼が誰とも組まないという条件である。

 民主党であれ自民党であれ、みんなの党であれ、小沢一郎であれ渡辺喜美であれ、石原慎太郎であれ、橋下が既存の政党、政治家と組んだとたん彼の可能性は失せる。

 橋下人気の根源は既存の政治体制への否定にあるからだ。

 二つは、彼の真贋は、いずれ明らかにしなければならない彼の政策の内容次第で決まるということだ。

 これまでの橋下は、大阪都構想といい、権力構造を変えるといい、これまでの中央集権政治を否定することを繰り返すばかりで、その後の日本をどのような政策で変えていくのかを語らなかった。

 おそらくこれは尻尾をつかませないという彼の戦略なのだろう。

 しかしいつまでも大阪都構想ばかりを繰り返していては飽きられる。メッキが剥げる。

 自らの信じる具体的政策を明言して国民にその正体を見せなければならない。

 彼が右翼的、新自由主義的、対米従属的政策を主張するようであれば、少なくとも橋下人気をささえていた多くの国民は反橋下にまわるだろう。

 私は間違いなくそうする。

 そして日刊ゲンダイに私は答えた。

 やがて橋下の正体が分かる。そしておそらく橋下は私の期待を裏切るだろう。

 したがって近い将来に期待できる政治家は出て来ないというのが私の答えだと。

 そして私はこうつけたした。

 それはあながち悲観的な答えではない。

 日本の将来は政治家に任すのではなく我々の手でつくるという覚悟をすることだ、と。

 それが世界の流れだと。

 地方の住民が地方の政治家を使ってそれぞれの理想の日本を競い合ってつくっていけばよいのだ。

 これこそが究極の地方主権であり、ムダを無くすことだ、と。

 その先頭に立つのが橋下であるべきなのだ。

 この事に気づくのなら橋下にもまだ脈はあるということだ。

 果たしてきょう(12月27日号)の日刊ゲンダイは私のこのメッセージを正確に書いてくれるだろうか。

 その日刊ゲンダイを橋下が目を通し、正しく反応するだろうか。

 新年のみどころである。おもしろくなってきた。

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