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商社と投資銀行の投資戦略の違い

野田さんが中国にいかれました。 12月は極東アジアの国際情勢が面白いですね。
韓国の大統領が来日して、離日後、すぐに、将軍様がなくなって、それからすぐに野田さんが中国訪問。 たしか、当初の予定がキャンセルになって、10日くらい後に変更となったはずです。12月に訪米の予定だったはずですが、こちらは、来年の2月か3月以降に延期。。。 何を考えているのかを想像するだけでも勉強になります。

 さて、日経ビジネス2011.12.26に小林健三菱商事社長のインタビューがあります。
彼も2012年は世界中の政治指導者が交代し、内政重視となることから経済が最悪になる可能性を考えていらっしゃいます。

 これはおいといて、商社も投資銀行と同様に、M&Aをやっています。 投資銀行がなぜ、M&Aをやるかというと、買った会社をブラッシュアップして、高値で売り抜けるためですが、商社は、買った会社をベースに商売をして儲けるため。

 例えば、ケンタッキーフライド・チキンもそうです。飼料の仕入れから、ブロイラーに加工、全部やってあそこで揚げて売るという、これが投資的には大きな強みです。

  投資銀行は、会社を買収しても、投資銀行の人材を送り込むというより、適切な人材を探してきて送り込み、自分たちは、会議室でチェックしているだけかもしれませんが、商社は、商社マン自体を送り込んで商売させている。

 日本という国にはCIAに匹敵するような国家的なインテリジェンスの機関がないが、それに匹敵する組織があり、それが総合商社だというようなことをお聞きしたことがあります。これは、人を世界中の儲かりそうなビジネスに張り付けて、商機を探っているから必然なのでしょう。

 それから、三菱商事は、いま、資源で儲けていますが、資源専門会社になることはない。また,儲かっているからといって、巨大な投資をすることもない。景気はサイクルですから、儲かったときに投資しても、動き出すときは不況で、投資の失敗が命取りになる可能性も高まります。それよりもコンスタントに毎年、適度に投資することが大事。そのためには、盤石な財務基盤が不可欠。 

これですね。 ほんとうの力は、やはりカネ。経営の中枢は、調子のいいときに絶対に調子にのってお金をばらまいてはいけない。お金の稼ぎ方よりも、分配の仕方、残し方のうまい会社が生き残り、強くなっていく。

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