内容に関しては三浦さんのブログで解説されているように、当然今でも存在する北朝鮮のスパイ活動の可能性について言及されただけで、在日を非難しているわけではありません。
まして拉致を行なった国であることを考えた際、スリーパーセル、そんなことはありえないと三浦さん批判を続けることは、旧社会党のように拉致は存在しないと言い続けるようなものだと思うのですが。
また大阪をあげたという根拠はやや低いのかもしれません。ただスパイであるスリーパーセル達に言及しているだけであって、普通の善良な在日を批判しているわけではありません。これを在日全部への批判と取るのはそれこそ被害妄想だと私も思います。
古谷経衡さんの記事で
>三浦氏のテロに対する危機意識の惹起は、一般論として正しいだろうが、もっと官憲や政府の「良い意味」での努力に信頼を置いてはどうだろうか。これについても政府の諜報活動を否定しているわけではないと思います。ただスパイ天国と言われる日本では、今回できた法律でもまだ抜け道がいっぱいあることは事実で、そんな簡単なものではありません。
三浦さんの記事からです。
>安全保障は、事実と、リスクと、確率と向き合う営みです。それは、本来は、誤魔化しの言葉遊びとは関係のないもの。「専守防衛」の内実や、「集団的自衛権」と「個別的自衛権」の差分を云々していても、日本は1ミリも安全にはなりません。今の日本にとって不可欠なのは、安全保障の世界から誤魔化しと建前の議論を放逐することではないでしょうか。安全保障を論ずることができない国、いやいつも今回のようにわざと話を人権問題などにそらすことに、私もこの国の安全保障を危惧しています。