国会では生活困窮者自立支援法の改正が見込まれていてあわせての調査となりました
主だった調査はNPO団体との懇談北海道庁と札幌市へのヒアリングそして火災現場にも行き花を手向けて犠牲となられた方を悼み消防からも当時の状況をうかがいました
現場はいまだ灯油などの臭いが残り正直に言えば現場に近づくのもつらいほど火災当時のままです
消防車からのホースが12口でも消火できず必死に救助しようという当時の生々しい話もうかがいました
どうしてこのような大きな被害となったのか
規制をすれば済む問題なのかもっと奥に潜んだ問題はないのだろうか
いくつかのNPO団体さんからは「国の縦割りをなくしてほしい」「スプリンクラーをつけるのは利用者の負担にはねかえる」などなどこれまた現状の生々しい話をうかがいました
「札幌に他地域から紹介されて来るんです」道内各市町村で介護事業も成り立たず保護も受け付けてもらえないとなれば今回のような施設に入らざるをえない
そのような施設の必要性は行政としても認識しているはずで札幌市では原則は1つだけを紹介しないとしつつ現場のケースワーカーさんで紹介しているかもと可能性は否定できませんでした
これだけ居場所がない方が高齢者でも現役労働世代も若年層も聞いた場所では19歳増え続けているなかでまずは自治体としてできることはないのでしょうか
国の動きを待っているのではそれこそ地方自治って何なのでしょう
とにかくさまざまな角度が入り混じっている問題だけにこのブログでまとまったものを書けることができません
ただハッキリしているのは憲法の精神や規定から見ても誰もが等しい命だということです
花を手向けながら同じ事故は起こしませんと約束しました
今日の句 現場見て何を思うか一輪花