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Amazon一強時代到来? シンガポールで垣間見たAmazonの弱点とは?

米Amazonが昨年買収したホールフーズのリソースを使用し、8日、食品ネットスーパーを開始したそうです。

そして本日、日本でもソフトバンク、ヤフー、イオンが共同でネット通販事業に乗り出すというニュースが日経に掲載。アマゾン対その他大勢のがちんこ勝負になりそうです。(シンガポールをはじめ東南アジアではアマゾンが出遅れていて、中国勢が圧倒的優位を保っています)

ただ、この勝負、最初から勝負がついているような気がしてなりません。

私は以前から日本が優位と言われる技術を使ったICタグに非常に期待していたのですが、先月実際の運用が始まったAmazonGoではカメラとセンサーで店舗無人化を達成。タグをつける手間が不要ですので、長期的にはICタグより優位性が高いのは確実です。

また、アレクサでハードの領域に進出してきたAmazonが、従来の購買分析技術をもとに食品分野まで食い込んでくれば、Amazonなしには生活できなくなる人が急増しそう。迎え撃つには、中国勢くらいの市場規模と資金力がなければ対抗できないような気がします。

一昨年まで半分日本にいた頃、私にとってAmazonはなしでは生きていけない生活必需サイトでしたが、シンガポールではなければないでそれなりに何とかなります。どうしても必要な専門的な道具などは楽天を1万分の1のサイズにしたような中小サイトで買っており、Amazonほど便利ではありませんが、困ることはない。しかし、本格的にAmazonなどの大手資本が入ってくれば、このようなサイトは次々と倒れていくだろうなーと思います(サプライヤーがなくなることはないでしょうが)。

Amazonは昨年からシンガポールでもプライムサービスを始めましたが、見ていて感じるのは、マーケットが小さいところは不得意なんだなということ。人口が少なくもともとたいして売れないため、品ぞろえが貧弱で、多くの商品がアメリカからの直送で運賃がかかります。だったら最初から米Amazonのサイトで注文したほうが早い。何のためのプライムか?と首をかしげざるをえません。

逆にシンガポールの弱小ベンダーたちのサイトは、Facebookグループなどでコミュニティーを作り、顧客を増やした上で、ローカル郵便や格安デリバリーを使ったり、友人の店に引き取り機能だけを持たせたりと臨機応変です。

世界制覇を狙うAmazonの巨大パワーに勝つには、巨大な資金投入という総力戦でぶつかっていくより、このようなゲリラ的な戦法をうまく使ってニッチ市場を狙っていくしかないのかもしれません。

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