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沖縄の現状をみれば名護市長選の結果を非難するのは筋違い 本土の人間こそ責任を負うべきなのだ

 沖縄県の名護市長選挙の結果は、残念な結果ですが、名護市民の辺野古移設の反対の意思にかわりないということははっきりしています。これからも名護市民のため、沖縄県民のため、私たちは海兵隊を沖縄から追い出すためにさらに連帯して闘わなければなりません。

 選挙結果が全てだという人がいるのであれば筋違いも甚だしいと言わなければなりません。
 この結果をもって名護市民が辺野古移設を受け入れたとかいう評価は、あまりに名護市民をバカにしたものです。
「名護市長選挙の結果について 辺野古移設は全く容認されていない 工事強行を許してはならない それが本土の人たちの責任だ」

 それ以上に自民党系が当選したことに対して名護市民に怒りをぶつけるようなことは、それ以上に沖縄の人たちを侮辱しています。
 その象徴がこのツイートでしょうか。

小倉秀夫⑤
小倉秀夫⑥
小倉秀夫⑦

 名護市民がいつこのような米兵に強姦されることを受け入れたなどということがあろうはずがありません。
 結局のところ名護市民の中でも辺野古移設には反対だ、しかし、安倍自民党政権はそういった地元の声も選挙結果もこれまで全く受け入れることなく、移設工事を強行してきたわけです。

 そうした中で、経済的に困窮していている状況の中で絶望的な気持ちに陥っていることくらい容易に想像できることでしょう。
 それが何故、米兵による強姦を受け入れたなどと誹謗できるのでしょうか。この小倉氏は選挙結果には納得できないが故の暴言であり、あまりに傲慢です。

 このような自民党政権を支えてきたのが本土での「圧倒」的な支持を与えてきたのが本土の人間たちです。この小倉秀夫氏は自民党支持ではないのかもしれませんが、現実にそういった状況を本土の中で作り出されているということは厳然たる事実です。
 名護市長選の結果に関わらず、こういった本土による沖縄を蹂躙してきたやり方を私たち自身が追随するのかどうかが問われているのです。この選挙結果を非難する資格が私たちにはありません。

 但し、自民党に対しては断固、批判しなければなりません。今回の選挙自体は、自民党側は、極めて卑劣な選挙を展開しています。
 辺野古の「へ」の字も言うなというのが自民党側の選対への指示でした。
名護市長選で卑劣すぎる基地問題隠し! 自民党が「辺野古の『へ』の字も言わない」と指示した内部文書が発覚」(リテラ)

 渡具知武豊氏が辺野古を口にできないのは当然でした。公明党との選挙協定で「海兵隊の県外、国外への移転を求める」と約束しているからです。

 はっきりしているのは、渡具知氏が辺野古移設を受け入れることの正当性はないというこです。
 これで名護市民が辺野古移設を受け入れたなどと言える人は、本当に傲慢で沖縄に住んでいる人を人とも思っていないんだろうなとしか思えません。少なくとも同じ国に住む人たちという認識ではあり得ません。差別意識しかないと言えます。

北海道新聞社説
名護市長選 「辺野古」信任と言えぬ

 こうした自民党政権の悪政を私たちは絶対に許してはならないのです。
 先般、佐賀県で陸上自衛隊のヘリコプターが民家に墜落しました。
 こうしたことが沖縄では日常的な脅威として存在しているということです。しかもそれが自衛隊ではなく、沖縄を植民地としてしか認識していない米軍が傍若無人に沖縄を蹂躙しているのです。佐賀の事故の比ではありません。
 沖縄では「何人死んだんだ」ではなく、常に死と隣り合わせだということです。

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