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芸能人は「お前みたいになりたくない!」

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日本の司法は機能していない



最後に、僕は今日自分の告発の件について長く話してしまいましたが、もっと大事なことがあって、それは、何日か前に郡山集団疎開裁判の判決があって、判決は「却下」というものでした。この裁判は、14人の子どもたちを安全な場所で勉強できるように避難させてください、というものでした。この14人の子どもたちは7つの学校に通っていて、その7つの学校全てが、チェルノブイリでいう「移住義務」ぐらいの汚染がある地域でした。これはニュースとして、トップで流れてもおかしくないことですよね?

でも、日本のニュースでは、大きく取り上げられない。日本でこの裁判が行われていたことを知っている人たちは、そう多くはなかったんです。

今まで、原発に関して行われた裁判全てが、長いものに巻かれるような判決しか出ていないんです。今回、この裁判も却下という判決が出たんです。その理由は、「身体的に切迫した危機があるわけではない」。白血病になったりとか、甲状腺が腫れて手術の必要がありますとか、そういう状況じゃないですよね、ただちに影響はございませんよね?って事なんです。

14人の子どもたちに関しての訴えだったんですが、郡山市全ての小中学生を避難させるわけにはいかないという答えが返って来たんですね。

(森川弁護士に)先生、民事の裁判において、14人を対象にした話で、全然関係のない所から答えが返ってくるって、ルール違反ですよね?

森川:全く合理的な理由になってないと思います。そもそも、今回の裁判は、本裁判の前の仮処分の申し立てで、普通だときわめて早く判断が出るはずだったんですけれども、ずいぶん審理期間が長くて、ある意味現場では期待していたんですけれども、結局、野田首相が冷温停止状態と収束宣言をした日にあわせて却下してきた。そういうことです。

山本:子どもたちに、司法が下した判断はやわらかな死刑宣告だった、そういう感覚だと思います。確かに、体制側に寄らない判決を出したら、裁判官でも不利益をこうむる、そういう現実があるとは思うんですけども、自分自身が戦う意志を持てば、子どもたちの命が救えたんです。ただちには影響がないわけですけども。子どもたちの無用な被曝を避けられたとか、自分が勇気を出せばそういう状況を作り出せたのに、1人の大人として、ものすごい情けない判決というか、やはり日本の司法というのはちゃんと機能しないんだな、いつだって長いものに巻かれるんだな、というのを目の当たりにした、そういう判決だったと思います。

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