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「名刺」を持たない生活を半年して気付いた3つのこと

半年ほど前から、印刷するのが面倒になってしまい、名刺を持ち歩くのを辞めてしまいました。

現代日本のビジネスパーソンにおいては貴重なサンプル?かと思うので、気付いたことをまとめてみます。

名刺が無くても別に困らない


名刺を持っていなくても、これといって困ったことはありませんでした。今はツイッター/フェイスブックで繋がっているので、仕事の中で名刺を参照する機会もお互いにありません。

誰かに迷惑を掛けているかというと、基本的にそれも無いと思っています。相手から「連絡先教えて」と言われた時は、頂いた名刺を見て、こちらからすぐにご挨拶のメールを送っています。初対面でお互い名刺持ってない場合は、その場でフェイスブックで繋がります。

名刺の持つ「連絡先交換」という機能が、ソーシャルメディアによって価値を失いつつある、と指摘できると思います。

最初は気まずかったけど、もう慣れました


名刺交換って一種の儀式なので、特に最初の頃は名刺を持っていないとなんだかバツが悪い感じを抱いていました。ドレスコード気にしないでパーティに来ちゃったような。

なんですが、振り返ると、いつの間にかそうしたバツの悪さは無くなっていきました。僕が日々名刺交換する相手は、大抵僕の事を知ってくださっているのが大きいと思います。(初対面で、相手が僕を知らない場合はちょっと気まずいです。)

名刺文化が廃れないのは、こうした「バツの悪さ」が背景にはあるように思います。とはいえ、これは精神的なものなので、慣れてくると特に気にならなくなっていきます。

今となっては、自分が妙な先入観や慣習に縛られていたようにすら思います。僕のような人間にとっては、名刺の「儀礼的機能」も失われつつあると言えるかも知れません。

名刺以外の自己表現手法の台頭


特に士業をなさっている方の場合は、名刺って「知ってもらう」ための自己表現ツールとしての意味合いが大きいように思います。

自己表現の機会や場が限られた10年前には、「知ってもらう」ためのツールとして名刺の存在意義は大きかったはずです。しかしながら、ツイッターやブログがある今、名刺に頼らずとも自分を知ってもらい、覚えてもらうことも十分可能です。

名刺の持つ「自己表現機能」を代替するツイッターやフェイスブックが登場したことで、相対的に名刺の重要性は下がっています。僕が名刺を持たないで特に困らないのは、ブログをこうして皆さんに読んでもらっているからでしょう。

もちろん、ツイッターやブログに加えて、名刺を自己表現ツールとして導入すれば、さらなる効果が得られるでしょう(僕は名刺を手に入れる費用的・時間的コストを考えて辞めてしまいました)。

というわけで、僕は引き続き名刺はいらないかなぁ、と思っています。名刺を復活させるのは、NFCで名刺交換ができるようになってからですね。もちろんデザイン性の高いかっこいい名刺も憧れますが、ああいうのお金掛かりますからねぇ…。

「名刺」は人の価値観が大きく現れる象徴的なものだと思います。就いている職業や立場によっても変わるでしょう。
ぜひ皆さんの名刺に対する価値観を、ブログやフェイスブックでシェアしてみてください。

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