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ドバイで完成間近の”お伽の国”

関東でも雪が降りしきる中、暖かな太陽が照りつけているだろうアラブ首長国連邦(UAE)の都市ドバイ近郊に建設中というSustainable Cityの画像に半日、見とれていました。

そのページに飛んでいただければ、すぐに分かりますが、ここは開発中の巨大な高級住宅街です。sustainable=持続可能=を謳っているのは、各戸に備えたソーラーパネルで電力を生み出し、住民にはガソリン車の使用を禁じ、移動は電気自動車か馬車に限るといった制約を課し、外部からのエネルギーなしで生活できるクリーンな未来都市のモデルなのです。

UAEは、世界最大レベルの石油産出国の一つですが、2015年秋に Dubai Clean Energy Strategy 2050という計画を発表しました。2050年までに連邦の消費エネルギーの75%を太陽光発電などのクリーンエネルギーにするというものです。

まあ、主要歳入が石油輸出で、それは結果的に地球温暖化に繋がる世界の二酸化炭素排出の元になっているわけですから、自分のところだけがクリーンにと言われても、という感はありますが、それはこの際、置いといて、そのクリーン計画の一部を担う未来都市の夢のような画像の数々を楽しみました。

まずは、移動手段。宅地内を走る電気バギーと無料の充電ステーション。このバギーは住宅購入者には無料で付いてきます。

次は馬が引く本物のバギー。実際に馬を飼う場所もあります。なお、電気自動車の購入には1万ドルの補助金が出るそうです。

水と緑に囲まれた邸宅群。

そのうちの一つ、4ベッドルームの庭付きビラ。バスルームは5つ、メイド用の部屋付きです。

内部も素敵を通り越してます。このリンク先で間取りと内装をご覧ください。

また、冒頭部分に掲げた全体を俯瞰した写真の中央にあるドーム状のものは作物用の温室です。11個あります。それを取り囲むグリーンベルトは住民が作る農園です。そばを流れる小川には生活雑排水を浄化した水が流れています。

他にも色々な画像があるのですが、これも掲げておきます。

まるでお伽の国のよう。

開発は Dubai の民間デベロッパーが20131年から手がけていますが、今では Dubai Clean Energy Strategy 2050の一環として位置付けられ人気のようです。

BusinessInsiderの記事によると、邸宅500戸、アパート89棟が完成しています。気になるビラのお値段は最低100万ドルからだそう。住民は約2700人。今は第二段階として、ホテル、モスク、学校、博物館、モール、カントリークラブなどを建設中だそうで、全てが完成するのは今年末。

その頃になれば、テレビなどでとりあげられ、話題になるかもしれませんが、温室効果ガスの源の石油を世界中に売りさばいて、それで潤っている大金持ちが集う楽園が石油なしでもsustainableって、やっぱり変かな。

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