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「4万円の超強力ノートパソコン」レノボG570 HDDをインテル510超高速SSDに換装で「6万円の最高パソコン」実現 ――「実際にやっちゃいました」編

さて、私のレノボG570をSSD化したので、やり方と評価・レビューを報告しておく。狙いはもちろん「超高速アクセスで気持ち良く」「ハードディスクと異なり物理的衝撃に強い(=ノートパソコンに最適)」というところ。

まずは準備から。

■買うもの

●SSD

高速低価格高信頼性で定評あるインテル510を選択。容量は120GBと250GBがあるが、250GBは容量あたり価格が割高なこと、また私の場合データはほとんどNASに置いているのでディスク容量はあまりいらないということで、120GBにした。いつもどおりアマゾンにて購入。

たくさんディスクに置きたい人などは、250GBにしましょう。



●USB外付けハードディスクケース

換装後、元々lenovo G570に入っていたハードディスクを外付けHDDとして活用するために必要。また、ハードディスク>SSDにデータ移行するときにあると便利。いずれにしろ買った方がいい。買わない利点はあまり思い付かない。

いろいろ調べると、「アルミ製で放熱が安心」「取り付けは前面からで簡単」のサンワサプライがオススメ。


「せっかくだから」とUSB3.0にこだわるならこれかな。ただしG570とつなげる場合、どっちにしろ2.0止まりの速度しか出ないけど。


私はとりあえず手元に転がってた3.5インチケースで移行だけは済ませた。後日G570に入ってた500GBのハードディスクをPS3内蔵ディスクと交換した上で(そのときはブログにも書きます)、PS3に元々入ってた250GBのハードディスクをtorne用の外部録画メディアとして使うときに、上記USB2.0のほうのケースを買うつもりだ。


■下準備

●ハードディスク整理

無駄なものを移行するのもあほらしいので、この機会にハードディスクの内容を整理する。そのほうが移行も早く終わるし。

まずdownloadフォルダに入ったままの各種ツール・アプリのインストーラーとかを削除。余分なバックアップ、見もしない画像ファイルなどデータ類、使わなくなったアプリやフリーウエアの類なども削除。

Windowsアップデートの古いアンインストールデータを削除。「システムの復元」の古い奴を削除。など。最後に「ディスクのクリーンアップ」で、ゴミを全部捨てる。

私の場合は無精してNASに移行してなかったデータファイルなどを送り込んだ。というのも私はデータを基本的に全部NASに置いている。G570に置いているのは、よく使うデータ類(dropboxに収録)。あとNASに移行前のデータ。それに移行するまでもないテンポラリーなデータ類だけだ。


●引っ越しツールインストール

レノボG570内蔵ハードディスク上のシステムおよびデータをSSDに「引っ越し」させるため、インテルSSD純正ツール「Intel Data Migration Software」を使う。これをG570に導入しておく。

まずダウンロード。http://intel.com/go/ssdinstallation/にアクセス、ここで日本語版ツール「tih_s_japanese_build_14135.exe」をダウンロードしておく。私はG570のデスクトップにダウンロードした。

次にインストール。ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックして起動。後はSSDマニュアルにもあるとおり、普通に「そのまま」でインストールすればいい。

ちなみに、この「引っ越し」ツールは、「True Image」でバックアップ用に定評あるAcronis製だった。


また、この「引っ越し」ツールで「簡単引っ越し」できるのは、総データ容量が、引っ越し先のSSD容量より小さい場合のみ。たとえば500GBのハードディスクから120GBのSSDに引っ越したいなら、ハードディスクを190GBとか使っているとできないわけだ。

その場合、いちばん簡単なのは、SSDの容量を上げること。250GBの奴を買えばいい。あるいは、データやアプリを削除してSSD容量以下に下げる。もっと原理原則でやるなら、「引っ越し」ツール以外で移転する。

私が仮に引っ越しツール以外で移転するなら、「リカバリディスク作成」>HDD・SSD交換>リカバリディスクから起動・システムインストール>アプリ再インストール>外付けケースに入れたHDDから必要なだけデータをSSDに移行。残りのデータはHDDに入れたまま運用、とかにするかな。

あるいは上記アクロニス製トゥルーイメージを買って使うかも。そのほうが楽だし。いずれにしろデータバックアップは必要になるわけで、そのときも使えるし。

まあ自分の好きな方法を取ろう。

私は最初容量をオーバーしてたが、データを全部NASに送り込んだら楽勝になった。

●SSDをハードディスクケースに入れる

届いたSSDを、買ってきた上記のハードディスクケースに入れる。やり方は各ケースのマニュアル通りに。とりあえずデータ移行用で後でどうせ取り出すわけだから、がちがちにネジなど締めないでコネクター挿しとく程度にするのが楽。


■実作業

●データ移行

実作業は2時間くらい掛かったが、1時間半はこの段階が占める。といっても基本待ってるだけなんで難易度は楽勝レベル。

レノボG570を起動して、SSDを入れたハードディスクケースをUSB接続する。するとWindows7に認識される。

次にインストール済みの「引っ越しツール Intel Data Migration Software」を起動する。あとは待つだけ。途中で一度再起動を促される。再起動後に延々データコピーを待つ。

G570のハードディスクには、最初から3つのパーティションが切ってある。まずメインのCドライブ。次にバックアップ収容用(と思われる)小容量のDドライブ。最後にシステム用に確保されている(リカバリー用だろうが未確認)隠しパーティション。

インテルの「引っ越しツール」はこれらを全自動で全部移行してくれる。500GB→120GBになるわけで、どういうロジックで容量を各パーティションに割り振ってるのはよくわからないけど。

とりあえず私の場合、ユーザーが普通使う領域であるCドライブには、120GB中100GB弱程度が割り振られた。

終了したらシャットダウンする。

●ハードディスク<>SSD換装1「裏蓋外し」

物理的に入れ替えるだけの作業。ただ特にこの裏蓋外しにコツがいる。SSD換装の最大の難関が実はこれ。

メモリー交換を報告した折にも書いたけど、メモリー交換予定がない方は見返すのも面倒だろうから、ここにもう一度書いておく。


まず、電源を落としたままG570をひっくり返して裏を見る。メモリーやハードディスク交換用の裏蓋(コンパーメントカバー)が見える。大きめだけどすぐわかる。これを固定しているネジ5本を完全に緩める。ネジは外れないようになっているので、緩めるだけ。

次に裏蓋を外すわけだが、ネジ以外に数箇所の爪ではめ込まれているので、外すのに力が必要。壊さないよう、「ここから外そう」と教えてくれる凹みから。

そこに何か突っ込んで開けるわけだが、指の爪程度ではびくともしない。なにか平たくて固いものが必要。たとえばカッターの刃を引っ込めたままで押し込むとか。いやこれだと傷が付くかもだけど。

私はプラモ工作用の、小型平ヤスリを使った。そのグリップ側がゴム引きになってて厚みも5mmないくらいだったので、傷にもならず使いやすそうと考えたからだ。女性だったら爪やすりとかが使いやすいかも。

これを凹みに押し込み、てこの原理で力を掛ける。

以前メモリー交換でコツを感得していたので、今回もそれに則って。いやつまり、凹みのすぐ上(文字の読める向きで)に強い爪があるので、そちらを最初に開いて外す感じ。ここさえ外れれば、あとの爪は簡単に外れるので楽。

けっこう力を込めないと開かない。「もう壊れてもいい」くらいの思い切りが必要なほど。それくらいの力業でえいやっとやると、バキバキと恐ろしい音と共に外れる。

●ハードディスク<>SSD換装2「交換」

蓋を外す。と、右側にメモリースロットが見える。その左に、平たい形のハードディスクが見える。これを取り外す。

ハードディスクは手前の(蓋を外したままの向きで)ネジふたつで固定されている。これを外す。そのまま手前に引っこ抜くと、コネクターからすこっと抜けて外せる。

外したハードディスクには、固定用の金具がネジふたつで留められている。このネジも外し、金具を外す。

ただこの金具、ハードディスクと粘着性の両面テープのようなものでくっついているので外しにくい。「 |_| 」といったU字型でハードディスクを取り囲んでいるので、かまわないから「|」の開いた側からベリベリ剥がそう。

金具を外したら、SSDに同様に取り付け、ネジで固定する。この金具付きのSSDを、G570のハードディスクが付いてたコネクターに同じように差し込み。手前のネジ2本を締めて固定する。

あとは蓋を元に戻せば完了。

●G570起動確認

これですべての作業は終了したので、G570を起動する。SSDの高速起動が気持ちいい。今さらSSDの評価・レビューもないだろう。「速くて気持ちいいです」「ストレス溜まらない」だけだから。不思議なのは、起動などだけでなく、単なるWeb閲覧も高速化したこと。多分キャッシュとかその類の影響だろうが。うれしい誤算。

あとハードディスク時代と異なり、アクセス中だろうと何だろうと手荒に扱っても問題は少ないから、その意味ですごく「気が楽」。G570がって意味じゃないけど、ビジネスユーザーがモバイルパソコン選ぶなら、今なら絶対SSDだよね。


■SSD起動、SSDならではの設定

さて、最後に、SSDならではの設定をする。いやつまり、SSDには原理上書き込み上限があり、無駄に読み書きするとひとつひとつの保存単位が死んでいく限界にどんどん近づくからだ。

とはいえ私のブログの常であまりに長くなったので、こちらは次回に紹介する。

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