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【年末商戦】、好景気で大躍進!も大量閉店に大規模レイオフに大改革と地殻変動に対応?

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■全米小売業協会(NRF)は12日、昨年11月〜12月の年末商戦の小売売上高が前年比5.5%増と高い成長になったことを発表した。低失業率や株高に高い消費者信頼感や賃金上昇、ボーナス期待が要因。5.5%の増加はNRFの当初予想の3.6%〜4%増を上回り、2005年(5.2%増)以来の伸びとなった。自動車やガソリン、レストランなど外食の売上高を除く小売売上高は6,919億ドル(約76.8兆円)となり、NRF予想レンジの下限である6,787.5億ドルから131.5億ドルの増加だった。

小売売上高のうちEコマース売上は1,384億ドル(約15.4兆円)となり、前年同期比11.5%の増加となった。NRFの従来予想では前年同期比11%〜15%の増加だった。またアメリカ商務省国勢調査局が12日に発表した昨年12月の小売業の売上高は4,954億ドル(約55兆円)で、前月から0.4%の増加となった。前年同月比では5.4%の増加となり、年末商戦が好調だったことを裏付けた。

一方、電子決済サービスのファーストデータも11月〜12月期の小売売上高データを発表している。それによると、年末商戦の小売売上高は前年同期比で5.4%の増加となった。前年の伸びとなる3.6%の増加から加速した。とりわけネット通販最大手のアマゾンなどEC勢力の拡大が顕著で、EC売上高は前年10.4%の増加となった。

ファーストデータでは店舗売上高も前年同期比4.0%の増加としている。マスターカード・スペンディングパルスの調査でも11月1日〜12月24日までの小売売上高が前年同期比4.9%の増加だった。前の年は3.7%の増加だった。4.9%の増加は、6.8%増となった2011年以来の高い伸長率だ。また、メイシーズ、JCペニー、コールズ、ノードストローム、ターゲットなど大手チェーンストアが発表した11月〜12月期の速報でも軒並み前年を上回っている。

 好景気を背景に大躍進した一方で、昨年以上に多くのチェーンストアが大量閉店に踏み切ることが予想されている。

トップ画像:モール中央にスケートリンクとクリスマスツリーのあるヒューストンのギャラリア・モール。電子決済サービスのファーストデータによると、年末商戦で最も小売売上高が伸びた地域はヒューストンだった。大型ハリケーン「ハービー」の直撃で、抑えられていた消費が年末に爆発したのだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ウォルマート傘下サムズクラブ大量閉店の激震は翌日も続いています。今月末には本社スタッフ1,000人以上のレイオフを行うのではとも伝えられているのです。サムズクラブもウォルマートもこれまでずっと好調さを維持しています。ウォルマートはまだ年末商戦のデータを発表していません。好景気を背景に、低迷していたチェーンストアも反転しています。

エントリー記事にあるように国や団体、調査企業はこぞって年末商戦の好調さを発表していることから、過小に見積もってもウォルマートは堅調維持を伝えられるはず。それでも大量閉店。それでも大量解雇。本当に情け容赦はありませんが、消費構造の変化となる地殻変動に対抗する手段を取らなければならないように追い込まれているともいえるのです。まさに待ったなし。好景気に胡坐をかいていたり、オムニチャネル化もスルーしていたら、アマゾンにすぐに飲み込まれてしまうという危機意識があるのですね。
 あっ、間違えました、危機意識ではありません。アマゾンエフェクトは現実でしたね...

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