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中国が米国債購入減速検討か、選択肢限定的との見方

[ロンドン/ワシントン 10日 ロイター] - 中国の外貨準備を見直す当局者らが、米国債の購入ペースを落とすか、購入を停止する提言を行った。

ブルームバーグニュースが10日、関係筋の話として伝えた。

同報道によると、関係筋は他の資産と比べ米国債市場の投資妙味が薄れつつあると指摘、米国との緊張した貿易関係も米国債購入ペースを落とす理由に挙げた。

ただエコノミストらは、中国が人民元相場を管理する上で必要とされる、外貨準備の構成を大きく変えることはできないとみている。

ブルームバーグによると、貿易関係の緊張状態がなぜ米国債の購入縮小につながるのか、中国の当局者らは明らかにしなかったという。

マルパス米財務次官(国際問題担当)は報道についてコメントを求められ、「自国景気が堅調さを増す中、米国債市場は規模が大きく、安定した存在であり続けると確信している」と述べた。

資本配分を歪める、国有企業や補助金を重視する中国の姿勢に対し、繰り返し懸念を表明した。

報道を受け、米10年債利回り<US10YT=RR>が欧州時間に10カ月ぶりの高水準を記録、ドルは対円で6週間ぶり安値に沈んだ。

米国債利回りの上昇に伴い、銀行などの金融株が買われ、米国主要株価指数は下げ幅を縮小した。

一部エコノミストは、中国がすでに米国債保有を減らし、安定的で流動性があるドル資産の必要性を踏まえると、さらに積極的な保有縮小は不可能と予想する。

キャピタル・エコノミクスのエコノミストは「資金投資先はそれほど多く存在しない」と話す。

一方で、仮にトランプ政権が対中貿易戦争を始めれば、中国が直ちに米国の借り入れコストに影響を及ぼし得ることを示す警告とも解釈できると指摘した。

*内容を追加して再送します。

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