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田舎の学校の取り組み

火曜日に鹿追町の小中高一貫教育の現場を視察してきた。

鹿追町は十勝平野の北西部に位置する酪農業が盛んな町である。生乳生産は年間10万トン。福島県一県に匹敵する量である。その他、蕎麦の生産も有名である。

鹿追町では平成15年から小中高一貫した英語教育の研究開発校の指定を受け

(1)国際社会でたくましく生き抜く子供を育てる

(2)ふるさとを愛し自慢する子供を育てる

(3)自分の夢に挑戦し続ける子供を育てる

を三つの柱にして教育改革に取り組んできた。

きっかけは姉妹都市のカナダのストニープレーン市に短期留学を始めた時に現地に行っても英語でのコミュニケーションにしり込みをする子供が多いのがこの運動を立ち上げたきっかけと鹿追小学校の船越校長先生が語っていた。

そこで外国語活動として「カナダ学」を立ち上げ現在に至っている。

鹿追町も他の田舎と同様に過疎化で苦しんでおり高校の合併も検討されている。しかしこの運動がきっかけで高校の水準も上がり鹿追町の子供たちが他町村の高校に進学せず自分の街の高校に進学する比率が年々増えているという。来年の受験ではハイレベルの国立大学合格者も出る可能性が高いそうだ。

人口1万人未満の街においてこれはかなり珍しいことだ。成績のいい子はだいたい都市部の公立高校か私立高校を受験し町を出て行ってしまう。かくいう私もその一人であった。大学受験を考慮するとどうしても町を出る選択をせざるを得なかった。

こうした田舎の町の一貫教育の成功は町の活力につながる。

しかし文部省の研究開発指定校を見ると都会の教育大付属のような学校が多いのが目につく。

都市部は生徒も集まりやすく田舎よりすべての面において条件も整っている。 こうした普通の田舎の学校に取り組みの機会を与えるべきだろうと私は思う。 こうした取り組みに光が当たるように支援していきたい。

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