記事

ロシア軍基地に対するドローン攻撃(シリア)

シリアのhamimim 空軍基地に対するドローンによる攻撃についてはこれまでロシア国防省からの確認はありませんでした。

またどこからも犯行声明もなく、その残骸とされる写真を見ても、あまりに粗末なちゃちいもので、攻撃の事実そのもの、及び仮に事実として、誰がどこから飛ばしたものか、不審に思っていました。

然るところ、アラビア語メディアは、ロシア国防省が8日、hamimim 空軍基地とタルトゥス海軍基地に対する攻撃を認めたとのことで、それによると10機のドローンが空軍基地を、3機のドローンが海軍基地を、爆発物を積んで攻撃したとのことです。

(当初アラビア語の記事でドローンの編隊と書いてあったので、「まさか嘘でしょう!」と思っていましたが、13機と言えば立派な編隊ですね)

国防省はまた、13機のうち7機が破壊され、うち5機はロシア軍が捕捉したとしている由(破壊された残りの2機は政府軍によるものでしょうか?また残りのドローンは逃走したのでしょうか?)

さらに同省は、攻撃により人的、物的被害はなかったとしている由。

但し、攻撃の事実はロシア軍を困惑させているとのことで、そもそも何者が発射したものかも不明ですが、シリア人権監視官は、ラタキア近辺で活動しているイスラムグループであろうとしているが、具体的な組織名は上げていない由。

また背後に米軍がいるとの説もある由。

またタイミングも興味のあるところで、その点に関しては、現在進行中の政府軍によるイドリブへの攻撃と関連していると思われる由。

http://www.alquds.co.uk/?p=857547

https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2018/01/08/سوريا-هجوم-على-قواعد-عسكرية-روسية-بطائرات-مسيرة.html

それにしても昨年末、hamimim基地が、旧ヌスラ戦線等により砲撃され、ロシア兵に死者が出、また航空機もかなり破壊されたとされる直後のことで、ロシア国防省もこの攻撃を認めるか否か、、認めるとして、どう発表するのか躊躇していたのかと思われます。

しかし、それにしてもあのような手製の粗末なドローンでも13機も一緒に飛ばせば、それに対する対応でロシア軍側の方も追われることになるし、またまた被害がなかったか否かも、事実関係は不明で、反政府軍(どこの組織かは知りませんが)も上手いことを考えたものです。

いずれにせよ、ドローンによる攻撃というのは米ロシアなどという、軍事先進国だけの戦術ではなくなったわけです。

あわせて読みたい

「ドローン」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    選挙で敗け続けるリベラルの弱点

    BLOGOS編集部

  2. 2

    米女優 脅迫にヌード公開で反撃

    女性自身

  3. 3

    タピオカブームはヤクザの資金源

    NEWSポストセブン

  4. 4

    香港デモ 怒り背景に中国不信も

    BLOGOS編集部

  5. 5

    安倍政権に逆風 同日選が再浮上

    PRESIDENT Online

  6. 6

    イランによる船襲撃としたい米国

    猪野 亨

  7. 7

    老後2000万円問題は存在しない

    吊られた男

  8. 8

    噂の人物 正体は米軍最強シェフ

    BLOGOS しらべる部

  9. 9

    百恵さん 素顔撮影で復帰に期待

    NEWSポストセブン

  10. 10

    香港デモ成否が日本の未来に影響

    自由人

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。