闘将といわれた星野仙一元監督が、70歳、すい臓がんで4日亡くなっている。
昨日のスポーツ新聞で知ったが、今日も新聞・テレビは星野さんのことを伝えている。
中日・阪神・楽天3球団で監督をし、全て優勝させたその手腕は高く評価された。
特に東日本大震災後の2013年、楽天を日本一にさせ、被災地で頑張っている人、苦しんでいる皆さんに大きな勇気を与えたことは昨日のことの様に想い出す。
激しい気性、性格を前面に出す個性豊かな人だった。今、スマートで皆同じようなスタイルの監督が多い中で星野さんは別格だった。
平成9年12月6日、縁あって中日の今中慎二投手の仲人を名古屋キャッスルホテル(当時)で私共夫妻が務めた時、わざわざ私の処に来て、丁重な挨拶をしてくれたことが忘れられない。
21年前旅立った奥さんが「あなた、ご苦労さん」といって黄泉(よみ)の国で迎えてくれることだろう。
同じ世代の旅立ちに心からのご冥福と、人生85年の今日(こんにち)、あまりにも早すぎると悼むものである。星野さんご本人が一番無念に思っていることだろう。合掌