- 2017年12月31日 15:35
核放棄、最終局面迎える【2018:北朝鮮】
2/2北朝鮮では現在、経済制裁だけでなく干ばつ被害によって経済状況の悪化が進んでいる。国民の金正恩体制に対する不満はかつてなく高まっているだけでなく指導部内部ですら亀裂が深まっている。
幹部の「面従腹背」はすでに一般化した。統治資金の外貨も枯渇し苦しい状況に陥っている。北朝鮮内部からの情報では、現在の外貨獲得は、正常な道が細り、中露との密輸とサイバーハッキング及びビットコイン操作に依存しているという。そのために当初年末に予定されていた「万里馬運動」の大会も流れた。国内の苦境が深刻化する中で国際的孤立もこれまで見られないほど深まっている。
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▲写真 1997年 北朝鮮の干ばつ時の子供たち flickr:Trocaire
米国がこの機会を生かし、トランプ政権が続けてきた毅然とした政策を続ければ、北朝鮮の核問題解決は1993年以来の最終局面を迎えるに違いない。もしも米国がここで決断を先送りにし、軍事的圧力を心理戦にとどめて、だらだらと事態を引き延ばせば、トランプ大統領は、再びクリントン、ブッシュ、オバマの過ちを繰り返すことになるだろう。それだけではない。北朝鮮核除去の最後の機会を逸したという大きな過ちを歴史に記録することになる。
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