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急いては事を仕損じる・・・野党再々編。天王山は来年9月

 野党再々編。何度も言いますが、事を急ぐ必要はありません。まだ「民意」を受けてから二か月ちょっとです。その結果、立憲民主党があり、希望の党があり、無所属の会があるのです。永田町の論理による性急な「合従連衡」は、有権者の理解を得られません。

 民進党は先日、立憲と希望に「統一会派」を呼び掛けることを決めましたが、「希望まるごと」と我々はは組みません。特に、そのチャーターメンバーとは憲法観や安全保障観で相違があります。

 来年1月22日からの通常国会で、仮に新しい会派ができる可能性があるとしたら、それは立憲と我々無所属の会とでしょう。ただ、それもどうなるかわかりません。無理しないことです。

 いずれにせよ、これも何度も言いますが、来年の通常国会で、百本近い法案の賛否、共闘あるなし等々を通じて、自ずから野党再々編の姿が見えてくるでしょう。自民党総裁選や民進党代表選がある9月が天王山です。安倍3選も予断を許しませんし、民進党代表選は単に民進党のそれにあらず、野党再々編の路線の違いが争点になる代表選になるでしょう。

 よく再来年の春には統一地方選、夏には参院選があるから急がなくては、と言います。
それはそうであるにしても、だから年末年始に「やれ新党だ!」「党名変更だ!」ということにはなりません。「新党」に至っては何の「詰め」もされていない!

 残念ながら、次期参院選の関心なぞ、まだ国民にはありません。地方選に至っては尚更です。関心がない時に、拙速に期待も出ない新党をつくって「運動」しても、かえって今度こそ有権者から見放されるだけです。

 特に、組織内の参院次期改選組は、その組織に「お願い」する運動は、新党云々なくても今からでもできるはずです。手前ミソですが、昨年夏の参院選、神奈川で当選した真山勇一候補が実際「運動」を始めたのは5月の連休明け。それで7月の参院選に3位当選(定員4名)でした。一方、連合の全面支援を受け、何年も前から「運動」していた民進党候補は落選(6位得票)でした。

 選挙とはそういうものです。参院選の関心は、せいぜい、再来年の年明け、いや、選挙のせいぜい一か月前です。地方選に至っては一週間前でしょう。「運動はそこからで良い」とは決して言いませんが、野党再々編は来年の後半のどこかでできれば万々歳でしょう。

(朝日新聞 12月27日朝刊記事)
「野党再々編は越年へ 民進の提案、立憲一蹴・希望保留」https://www.asahi.com/articles/ASKDV4JQMKDVUTFK00R.html?iref=comtop_list_pol_n04

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