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日航が初の社内事業コンテスト、ドローン操縦訓練スクールが優勝

[東京 27日 ロイター] - 日本航空(JAL)<9201.T>は27日、中期経営計画に掲げる新たな事業領域への挑戦を加速するため、初の社内ビジネスコンテスト「創造の翼」を開催した。

優勝したのは、JALグループのシステム会社JALインフォテックの高田淳一さん(40)が企画したドローン操縦訓練スクール。高田さんは来年、事業創造戦略部へ異動し、2年かけて事業化を具体的に検討する。同コンテストは今後、毎年実施する。

コンテストには76人の応募があり、1次選考の書類審査で20人に、2次選考の面接で8人まで絞り込まれた。ファイナリストとなった8人は同日、最終選考となるプレゼンテーションに臨んだ。

システムエンジニアとしてセキュリティ関連の仕事に携わる高田さんは、操縦士不足や安全の問題がドローン普及を阻んでいるとし、「空のプロ集団」によるJAL認定ドローンスクールにはビジネスチャンスがあると訴え、「空の夢の実現に向けて挑戦する人々の最初の一歩」を支援するのが事業の目的だとし、「JALの安全品質で社会に『鶴の恩返し』ができる事業だ」と強調した。

植木義晴社長は「ドローンは無限の可能性を秘めている」として期待を寄せ、投資するかどうかの決め手は「最後は人だ」とも指摘。良い環境にいると、「どうしてもそれを守りたくなり、リスクをとって新しいことに挑戦することを忘れてしまう。それは決して現状維持にもならず、後退への一歩だ」とも語り、「挑戦の連鎖が確実に日航の新しい文化を作り、大きな改革につながっていく」と述べた。

(白木真紀)

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