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膨らむ政府予算案 積み上がる借金

政府が22日に閣議決定した2018年度当初予算案は、高齢化で社会保障費が 増えることはやむを得ないとしても、防衛費も増え、97兆7128億円と、6年連続 で過去最大になりました。税収も増えるということですが、2018年度末には、国 と地方の借金残高は、1108兆円にのぼることになります。

それを誰が負担する のか、将来世代にツケだけを負わせるのではなく、使い道を吟味し、今の世代で 返せる借金は少しでも多く返していくべきだと思います。来年度予算案では、 子育てでは11万人分の保育施設の運営費に1152億円、教育では大学生への 給付型奨学金の拡充に105億円など。

一方、トランプ大統領が直接、売り込んで いったステルス戦闘機、無人偵察機、陸上配備型の迎撃システム、長距離巡航 ミサイルなどで、過去最高の5兆1911億円もの防衛予算になっています。将来 へのツケをなくしていくことにもつながる財政再建は、手がついていません。

政府 は、財政健全化にむけて、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス= PB)を2020年度に黒字化する目標を掲げていました。

しかし、安倍政権は、 消費増税を2回延期した上に、消費税を10%に引き上げた時の税収増分の 使い道を教育無償化などに拡大することを打ち出し、社会保障費などで膨らんだ 借金の返済にあてる部分が削られることになりました。

日本の財政は、GDPに 対する債務残高の比率が200%を超え、先進国で最悪の水準になっています。 借金は見えないので、国民には負担が見えず、予算をばらまくことに使いやすい のでしょう。

もっと、予算と財政状況について、国民にわかりやすく説明する必要 があり、私たちも、目先のことだけにとらわれずに、将来世代のことも考えて 判断できるようになればと思います。

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