記事
- 2017年12月24日 11:52
「座る」まちおこし
巨大イオンモールを訪れたのだが……さすがに空間がゆったりとしている。通路も広い。収益につながらぬ床面積をたくさん取るのは余裕の現れか。もっとも、週末などには、そんな空間にも来客があふれているが。
そんな通路に目立ったのが、こんなベンチ。
そこかしこに、座るところを設えてあるのだ。通常、通路の真ん中にベンチを置けば、通行の邪魔になりかねないし、地価を考えたらもっと有効な利用法があるだろうに、テナント何軒分の面積をベンチに費やしているのか。。。゛
と考えがちなのだが、最近はイオンに限らず、各地にベンチが目立つような気がする。
一つは高齢者対策かな? 老人は歩き回ると疲れてへたる。休むところを提供しないと地べたに座り込みかねない。いや、イオンモールに行くと疲れるからと次は来なくなるかもしれない。ゆっくり休める場所をつくることが、再来訪を促すのかもしれない。
さらに座るところを設けたら、そこに人が座ることによってモール滞在時間が長くなり、買い物をするチャンスも増えるという戦略か。そういや子ども連れもよく座っている。
ショッピングモールの経営としては、よいところに目をつけたと思う。
ベンチを設置することによるまちおこし提案は、私も結構前からやっていた。(たとえば最近ならブログの「ベンチをつくろう!」 ) こちらに私が見かけた事例も紹介している。
もともとは、商店街の滞留時間を増やすにはどうするべきかという発想だった。各地に寂れた商店街をよく見かけるからだ。地元にもある。。。
私自身も、散歩していて、ちょっと腰掛けるところがほしいという気持ちがあった。また友人などと話すときも、喫茶店に入るほどではない時に、目の前の街角にベンチがあったら、座るかもしれない。そして、その前にアイスクリーム屋とかたこ焼き屋があったら、つい食べるかもしれない。そんな思いつきだった。
それで思い出した。アメリカに7000のベンチを設置した町 があったはずだ。
そのことを探してみると、アメリカ・フロリダ州のセントピーターズバーグであった。
詳しくはリンク先の記事を読んでいただきたいが、実に面白い。やっぱりベンチを街角に置くだけでまちおこしになるのだ。
もっとも私がさらに驚いたことは、この記事の筆者らは弁に・プロジェクトを立ち上げ「ベンチ研究家」という肩書を使うと宣言していることだ(笑)。やられた。先に取られた、と思ったね。私は肩書を付けていなかったよ。
こういうのは早い者勝ちなのである。潔く譲ろう(;´д`)。私は……また別の肩書を探すよ。ベンチ・ジャーナリストとか? オイオイ



