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米11月住宅着工3.3%増、一戸建てが着工・許可とも10年強ぶり高水準

[ワシントン 19日 ロイター] - 米商務省が19日発表した11月の住宅建設統計では、一戸建ての着工件数と許可件数が10年強ぶりの高水準となり、供給面の抑制要因が改善している兆候を示した。

市場で最も大きなシェアを占める一戸建て住宅の着工件数は5.3%増の93万戸と2007年9月以来の高水準となった。

一戸建ての着工許可件数は1.4%増の86万2000戸となり、2007年8月以来の高水準となった。

全米住宅建設業者協会(NAHB)が前日発表した12月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は74と、1999年7月以来約18年ぶりの高水準をつけた。

PwC(アトランタ)のプリンシパル、スコット・ボリング氏は、「建設業者が一戸建て住宅の累積需要に焦点を移しつつあることが示されたことはプラスの兆候であり、こうしたことで、ひっ迫している市場に出回る住宅在庫が増えるため、消費者にとり恩恵となる」と述べた。

11月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比3.3%増の129万7000戸と、戸数ベースで2016年10月以来、1年1カ月ぶりの高水準となった。市場予想の125万戸を上回った。

10月の数字は当初発表の129万戸から125万6000戸へ下方改定された。供給不足から住宅市場が依然として低迷していることを示唆する。

供給面の抑制要因を反映して住宅建設は今年、弱含んだ。ただ労働市場は最大雇用に近い状態で底堅く、需要は底堅い。

住宅建設業者は用地や労働力が不足しているほか、木材の値上がりに直面している。人口が多い南部でハリケーンが被害を及ぼしたことも影響している。18日に発表された12月の住宅建設業者指数は約18年半ぶりの高水準に近づいた。潜在的な住宅購入者の動きを示す指数も向こう半年間の販売見通しもともに上昇した。

11月の着工件数は地域別では、南部が8.4%増と、2007年7月以来の高水準だった。引き続きハリケーン関連の被害が薄れ、洪水で浸水した住宅の建て替えが進んでいる。

西部は11.4%増で、2007年7月以来の高水準だった。北東部は横ばい。中西部は11.1%減少した。

変動が大きい集合住宅は1.6%減の36万7000戸だった。

着工件数の先行指標となる建設許可の件数は1.4%減の129万8000戸だった。一戸建て住宅は1.4%増だったが集合住宅は6.4%減だった。

レンディング・ツリー(ニューヨーク)の首席エコノミスト、テンダイ・カプフィドゼ氏は「一戸建て住宅の着工件数が増加していることには勇気付けられる」とし、「新規建設の水準は人口の規模を踏まえるとなお抑制されており、このことは将来的に伸びる余地があることを示している」と述べた。

*内容を追加して再送します。

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