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シェールガスを巡る議論が再燃

米国におけるシェールガス開発がほとんどバブルの様相を呈してきています。

このブームにあやかって今週だけでも:
ボナンザ・クリーク・エナジー(BCEI)
アイナジー・ミッドストリーム(NRGM)
ラレド・ペトロリアム(LPI)
サンチェス・エナジー(SN)
などの直接、間接的にシェールガス開発に関係する企業がIPOする予定です。

その一方で:

シェールガスの生産の際に使用される破砕法(ハイドロ・フラッキング)と呼ばれる手法が大量の水を使う事、また地下水を汚染する疑いを持たれている事など、いろいろな懸念も表明されています。

州によっては業者が破砕法を用いる場合、どのような化学物質を破砕液に配合するのか、その技術的なデータの詳細の開示を義務付けようとする動きも出ています。
破砕液の配合やフラッキングの段取りはそれぞれの業者の企業秘密であり、それを開示することには業界の反発も大きいです。

その反面、環境団体や住民の懸念もたいへん大きいものがあります。

米国の独立系のシェールガス開発業者は今どんどんオイルメジャーや外国の石油会社に買収されており、「山猫操業」的な開発は次々にビッグビジネスに置き換わっています。

このビジネスが将来、どのくらい健全に、なおかつ経済的合理性を維持しつつ発展できるかはペトロチャイナのような新興国の石油会社にとっても極めて大きなインパクトを持ちます。

なぜなら中国、アルゼンチン、メキシコなどには巨大なシェールガスのリソース(*)が眠っているからです。

リンク先を見る

(*)=これらの「リソース」のうちどれだけが経済的に生産できるかは、水資源に与えるインパクト、環境破壊のインパクトなどと天秤にかけられた上ではじめて確定する性質のものです。従って天然ガス確定埋蔵量との単純比較は余り意味が無いことを断っておきます。

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