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米軍は沖縄から出て行け 沖縄の人たちの生命を危険にさらす米軍に守ってもらう平和などない

米軍のヘリコプターから窓枠が小学校のグランドに落ちたり、その前にも保育園の屋根に落下させた事故が起きたりと、沖縄県民は米軍によって命の危険にさらされています。
 保育園の事件については、でっち上げだとかという誹謗・中傷がネット界に出回り、保育園に対する嫌がらせがされているということですが、本当に卑劣な人たちです。実名で、自分の顔をさらしてなど、到底できないことをやっているのですから、心底、卑劣な人たちです。
米軍ヘリ部品発見の保育園、中傷メール・電話が相次ぐ」(朝日新聞2017年12月16日)
多くは「自作自演だ」など園側を疑い、中傷していた。ウェブにも同様の臆測が流れた。嫌がらせのメールをはじく設定にしたが、それでも1日4~5通のメールが毎日届き、電話もしばしばかかってきて相手は名乗らない。」

 日本政府側は、いつもの型どおりの「抗議」です。何のインパクトもないというだけでなく、米軍側も、いつものことだけどねと笑っていることでしょう。日本政府が本気になって「抗議」しないのは、米軍がどんな事件、事故を起こしたって揺るぎない姿勢なのですから。
 その意味でも日米同盟は強固なのです。もっとも日本政府側の一方通行の片想いだということが悲惨ですが。
オスプレイの「不時着」という名の墜落 米軍による「感謝」されるべきという暴言

米軍による沖縄支配の象徴

むしろ安倍政権は、このような事件が起きたことを内心では喜んでいるのではないでしょうか。辺野古移設の口実に使っているのですから。
米軍ヘリ窓落下 自民「早期移転が一番」 野党からは日本政府批判も」(産経新聞2017年12月13日)
「自民党の萩生田光一幹事長代行は13日、菅義偉官房長官と官邸で面会し、「事故は言語道断で絶対に許されない。米軍に対し断固抗議する」と政府が米側に厳正に対処するよう求める申し入れを行った。萩生田氏は記者団に「県民と寄り添い、基地の問題に対応していきたい」と述べ、「だからこそ、早く移設をしなければいけないという問題もある」と語った。」

 事故は許されないと言いながら、だから辺野古移設なんだということになれば、事故は単なる口実でしかありません。沖縄県民の安全を守るという観点からいえば、直ちに飛行停止させるというくらいのことをしなければ、国家としての責任の放棄です。というよりも安倍自民党政権にとっては米軍によって沖縄の人たちが一人や二人死のうが知ったことではなく、日米同盟の方が大事だということです。

 来年2月の宜野湾市長選挙では、自民党候補はあからさまな争点逸らしを実行中です。
名護市長選への影響不可避 在沖縄2紙が「反米軍キャンペーン」展開か 鍵握る公明の対応」(産経新聞2017年12月16日)
「稲嶺氏は、辺野古移設阻止を掲げる「オール沖縄」勢力の全面支援を仰ぎ「辺野古」一点で突破する構えだ。政府・自民党の後押しを受ける渡具知氏は、子育て支援や教育など市民生活に直結する斬新な政策をアピールする戦略を描く。」
 一番の大きな争点をずらしてどうするのですか。しかも、市民生活のためなどとよくも自民党候補が口にできたものです。それならばまずは安倍政権の市民切り捨ての政策を批判したらどうですか。そして、辺野古移設賛成を絶叫してみたらどうですか。

 これが沖縄の現状です。これで日本の安全だなんてよくも言えたものです。
 沖縄の人たちの犠牲の上でしか成り立たない安全って何ですか。ひどくないですか。
 米軍に直ちに沖縄から出て行ってもらう、これ以外の選択肢はありません。

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