- 2017年12月12日 13:18
消費者の声を忖度する! SNSを活用して商品・サービス開発を行った事例
2/23. ユーザーの声を取り入れた商品事例
ここで実際にユーザーの声を取り入れて開発された商品の事例を3つご紹介します。
①セメダイン:メデタイン
2017年4月1日のエイプリルフールに、セメダイン株式会社のTwitter公式アカウントが和装の男女が手を握り合い「二人がずっとくっついていられますように。」と文字が添えられた画像とともに「祝福用セメダイン、『メデタイン』ができました。おめでたい二人が、ずっとくっついていられますように…」とツイートしました。
祝福用セメダイン、「メデタイン」できました。
— セメダイン 【公式】 (@cemedinecoltd) 2017年3月31日
おめでたい二人が、ずっとくっついていられますように・・・。#エイプリルフール pic.twitter.com/AqVvIjZFCy
これが反響を呼び、商品化が決定。クラウドファンディングを使って製品を販売しましたが、わずか4時間で目標額を達成しました。
#メデタイン はクラウドファンディング”Makuake”のみで取扱いです。(9/1迄) https://t.co/h2S4jjbMxp
一つ一つ手作り故、数量に限りがございます。 期間内にお申込みが準備数に達した場合は、そこで募集を締め切らせて頂きます。予めご了承ください。 pic.twitter.com/3CofzeieBN
— セメダイン 【公式】 (@cemedinecoltd) 2017年7月21日
②キングジム:円周率ノート
2017年3月14日の円周率の日に、株式会社キングジムのTwitter公式アカウントがボツになった商品として、罫線が円周率になっているノートをツイートで紹介。
3/14は「円周率の日」でもあるということで、「円周率ノート」をご紹介します。
— キングジム (@kingjim) 2017年3月14日
罫線がよく見ると円周率になっていて、314日ほど使用すれば(多分)自然と円周率が身につく、314円の商品ですが、残念ながらボツになりました。 pic.twitter.com/kf7f1MAJnn
リツイートが1万件を超えるほどの話題になったことで、ロフトの文具企画開発担当者がキングジムに商品化を提案。3ヶ月後の6月23日には、銀座ロフトのオープン記念として表紙が緑と白の各色を314冊限定で、314円の特別価格で販売し即日完売。その後、全国の店舗でも取り扱いを開始しました。ちなみに通常価格は税込み411円となっています。
いまだに理解ができていないのですが、この円周率ノート…
\本当に商品化したぞーーーーー!!!/ pic.twitter.com/KpRDCcrGHK— キングジム (@kingjim) 2017年6月19日
③ファミマ:忖度御前
2017年11月10日、株式会社ファミリーマートのTwitter公式アカウントが、その時点で今年の流行語候補になっていた言葉を商品化するとツイート。「忖度」がよければ「いいね!」と「けものフレンズ」がよければ「リツイート」と呼びかけたました。
社内で話した結果、#流行語大賞 を取れそうな #忖度 と、#けものフレンズ のどちらかで商品化する事になりそうです😄
皆さんは、どちらがいいですか?#けものフレンズ はリツイート⭐️#忖度 はいいね❤️で教えて下さい!
13日(月)に結果を上司に報告したいと思います!👍 pic.twitter.com/xltAaZiyoS— ファミリーマート (@famima_now) 2017年11月10日
その結果、けものフレンズの約30,000リツイートに対し、忖度のいいね!が約60,000いいねと約2倍の差をつけ、3日後の11月13日に忖度をテーマとした高級弁当、「忖度御前」を12月1日から発売することが決定しました。おかずのラインナップを細かにつぶやくなど、商品発売にむけて盛り上げる工夫もされています。
#忖度御膳 お品書き紹介ラスト!
⑧最後にこの想いを香の物に込めました。(【そんたく】あん)
「大根と人参なます/【たくあん】」
大根と人参のなますに沢庵を添えた箸休めです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました☺️ pic.twitter.com/LQoeSxutMT— ファミリーマート (@famima_now) 2017年11月30日
4. まとめ

SNSを活用して商品・サービス開発を行うことのポイントは、1から10まですべてをユーザーにゆだねるのではなく、アイデアや開発過程をSNSで公開し、それに対するユーザーの反響を見ながら進めていくことです。
商品・サービス開発ありきではなく、あくまでユーザーの反響を聞き、ユーザーとともに作り上げていこうという姿勢で臨むことが、魅力的な商品・サービス開発を生み出すことにつながっていきます。
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