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消費者の声を忖度する! SNSを活用して商品・サービス開発を行った事例

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3. ユーザーの声を取り入れた商品事例

ここで実際にユーザーの声を取り入れて開発された商品の事例を3つご紹介します。

①セメダイン:メデタイン

2017年4月1日のエイプリルフールに、セメダイン株式会社のTwitter公式アカウントが和装の男女が手を握り合い「二人がずっとくっついていられますように。」と文字が添えられた画像とともに「祝福用セメダイン、『メデタイン』ができました。おめでたい二人が、ずっとくっついていられますように…」とツイートしました。

これが反響を呼び、商品化が決定。クラウドファンディングを使って製品を販売しましたが、わずか4時間で目標額を達成しました。

②キングジム:円周率ノート

2017年3月14日の円周率の日に、株式会社キングジムのTwitter公式アカウントがボツになった商品として、罫線が円周率になっているノートをツイートで紹介。

リツイートが1万件を超えるほどの話題になったことで、ロフトの文具企画開発担当者がキングジムに商品化を提案。3ヶ月後の6月23日には、銀座ロフトのオープン記念として表紙が緑と白の各色を314冊限定で、314円の特別価格で販売し即日完売。その後、全国の店舗でも取り扱いを開始しました。ちなみに通常価格は税込み411円となっています。

③ファミマ:忖度御前

2017年11月10日、株式会社ファミリーマートのTwitter公式アカウントが、その時点で今年の流行語候補になっていた言葉を商品化するとツイート。「忖度」がよければ「いいね!」と「けものフレンズ」がよければ「リツイート」と呼びかけたました。

その結果、けものフレンズの約30,000リツイートに対し、忖度のいいね!が約60,000いいねと約2倍の差をつけ、3日後の11月13日に忖度をテーマとした高級弁当、「忖度御前」を12月1日から発売することが決定しました。おかずのラインナップを細かにつぶやくなど、商品発売にむけて盛り上げる工夫もされています。

4. まとめ

SNSを活用して商品・サービス開発を行うことのポイントは、1から10まですべてをユーザーにゆだねるのではなく、アイデアや開発過程をSNSで公開し、それに対するユーザーの反響を見ながら進めていくことです。

商品・サービス開発ありきではなく、あくまでユーザーの反響を聞き、ユーザーとともに作り上げていこうという姿勢で臨むことが、魅力的な商品・サービス開発を生み出すことにつながっていきます。

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