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- 2011年12月08日 04:55
アマゾン・コム、戦慄!ほぼ全てのチェーンストアがアマゾンのショールームになる?
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■アマゾン・コムは6日、同社の価格比較アプリ「プライスチェック(Price-Check)」経由で購入した商品を最大5ドル値引きする販促を行うことを発表した。期間は12月9日(金曜日)夜9時~12月10日(土曜日)夜11時59分まで。アップルのアイフォンやグーグルのアンドロイド端末向けにあるプライスチェックは、購入したい商品をバーコード・スキャニング等の入力により、お店やオンラインストアの価格リストを表示する無料の価格比較アプリだ。商品名の入力には、カメラ撮影による商品バーコード・スキャニング「スキャン・イット(Scan It)」の他、商品自体を撮影する画像認識入力の「スナップ・イット(Snap It)」、商品名を発声することによる音声認識入力の「セイ・イット(Say It)」、そしてテキスト入力の「タイプ・イット(Type It)」4種類となっている。検索後には中古品も含めた価格リストのほか、アマゾン・コムの商品レビューも表示される。
今回のプライスチェック販促では、このアプリを使って期間中に買物をすると、1商品当たり5%(最大5ドル)の割引を受けられる。対象商品は家電や玩具、音楽CD、DVD、スポーツ用品で1人当たり3個までに利用でき、最大15ドルの値引きとなる。
アマゾン・コムはまた、ユーザーがお店の商品価格を報告できるオプション機能を追加したことも発表した。この機能によって、アマゾン・コムは実店舗との価格優位性を保てるとしている。
トップ画像:アマゾン・コムの価格比較アプリ「プライスチェック」の販促サイト。トップに「それって、本当にお安いのですか?プライスチェックでどうぞ確認してください」とある。それに、アプリ販促による「5%のディスカウント」に、アプリの「便利で簡単な商品入力(スキャン・イット、スナップ・イット、セイ・イット、タイプ・イット)」とあり、さらに「お店の価格をみんなで共有しましょう」とある。つまり、アプリユーザーが商品価格を報告することで、お客がアマゾン・コムの価格調査スタッフとなるのだ! 11年4月19日 - 【モバイルコマース】、期待も大きく不満も大きい!Eコマースの黎明期とはどこが違う?
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アマゾン・コムの「プライスチェック」アプリ販促は凄いです。凄まじいです。凄まじすぎます。これまでベストバイが「アマゾン・コムのショールーム」と揶揄されてきました。このアプリ販促により、ウォルマートや他の大手チェーンストアもアマゾン・コムのショールームになるのです。この販促の何が凄いかというと、アプリを使ったことのない人も使ってもらえるばかりでなく、最大5ドル引きによりアマゾン・コムの売上を上げるのです。しかも、アマゾン・コムは、アプリユーザーがどの商品をスキャンするのか、というユーザー情報が得られます。これで商品戦略を常にアップデートできそうですね。そして、どこで、つまり地域を含めどのお店でスキャンしているのか?のデータも手に入れられるのです。この情報からデイリーディールに反映させることもできますね。
⇒で、これまではテレビなどの高額品を中心に価格比較アプリが利用されていると思われていました...価格比較サイトのプライス・グラバー・コムは7日、買物アプリについての調査結果を発表しました。3,574人を対象に10月18日~26日に行われた調査によると、クリスマス商戦ではプレゼント代を節約するため、63%の人が高額商品ばかりか小額商品でもアプリを利用して買物するとしています。つまり、価格比較アプリで、例えば、小額なオモチャからスポーツ用品、音楽CD、DVDにいたるまでチェックする可能性が高いのです。ということはベストバイだけがアマゾン・コムのショールームではなく、プライスチェックで確認可能な商品を置いている店は全てアマゾン・コムのショールームとなる可能性があります。ウォルマートもターゲットもです。スーパーマーケットも、加工食品はアマゾン・コムで扱っていますから、ショールームです。
そして何よりも怖いのが、アプリユーザーがアマゾン・コムの価格調査スタッフになるということです。地域の競合状態によって同じチェーンストアでも商品価格に変動がありますが、それが価格リストに晒されるということ。無論、この情報を手にするアマゾン・コムは価格面で優位に立てるのです。
■アマゾン・コムは6日、同社の価格比較アプリ「プライスチェック(Price-Check)」経由で購入した商品を最大5ドル値引きする販促を行うことを発表した。期間は12月9日(金曜日)夜9時~12月10日(土曜日)夜11時59分まで。アップルのアイフォンやグーグルのアンドロイド端末向けにあるプライスチェックは、購入したい商品をバーコード・スキャニング等の入力により、お店やオンラインストアの価格リストを表示する無料の価格比較アプリだ。商品名の入力には、カメラ撮影による商品バーコード・スキャニング「スキャン・イット(Scan It)」の他、商品自体を撮影する画像認識入力の「スナップ・イット(Snap It)」、商品名を発声することによる音声認識入力の「セイ・イット(Say It)」、そしてテキスト入力の「タイプ・イット(Type It)」4種類となっている。検索後には中古品も含めた価格リストのほか、アマゾン・コムの商品レビューも表示される。
今回のプライスチェック販促では、このアプリを使って期間中に買物をすると、1商品当たり5%(最大5ドル)の割引を受けられる。対象商品は家電や玩具、音楽CD、DVD、スポーツ用品で1人当たり3個までに利用でき、最大15ドルの値引きとなる。
アマゾン・コムはまた、ユーザーがお店の商品価格を報告できるオプション機能を追加したことも発表した。この機能によって、アマゾン・コムは実店舗との価格優位性を保てるとしている。
トップ画像:アマゾン・コムの価格比較アプリ「プライスチェック」の販促サイト。トップに「それって、本当にお安いのですか?プライスチェックでどうぞ確認してください」とある。それに、アプリ販促による「5%のディスカウント」に、アプリの「便利で簡単な商品入力(スキャン・イット、スナップ・イット、セイ・イット、タイプ・イット)」とあり、さらに「お店の価格をみんなで共有しましょう」とある。つまり、アプリユーザーが商品価格を報告することで、お客がアマゾン・コムの価格調査スタッフとなるのだ! 11年4月19日 - 【モバイルコマース】、期待も大きく不満も大きい!Eコマースの黎明期とはどこが違う?
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アマゾン・コムの「プライスチェック」アプリ販促は凄いです。凄まじいです。凄まじすぎます。これまでベストバイが「アマゾン・コムのショールーム」と揶揄されてきました。このアプリ販促により、ウォルマートや他の大手チェーンストアもアマゾン・コムのショールームになるのです。この販促の何が凄いかというと、アプリを使ったことのない人も使ってもらえるばかりでなく、最大5ドル引きによりアマゾン・コムの売上を上げるのです。しかも、アマゾン・コムは、アプリユーザーがどの商品をスキャンするのか、というユーザー情報が得られます。これで商品戦略を常にアップデートできそうですね。そして、どこで、つまり地域を含めどのお店でスキャンしているのか?のデータも手に入れられるのです。この情報からデイリーディールに反映させることもできますね。
⇒で、これまではテレビなどの高額品を中心に価格比較アプリが利用されていると思われていました...価格比較サイトのプライス・グラバー・コムは7日、買物アプリについての調査結果を発表しました。3,574人を対象に10月18日~26日に行われた調査によると、クリスマス商戦ではプレゼント代を節約するため、63%の人が高額商品ばかりか小額商品でもアプリを利用して買物するとしています。つまり、価格比較アプリで、例えば、小額なオモチャからスポーツ用品、音楽CD、DVDにいたるまでチェックする可能性が高いのです。ということはベストバイだけがアマゾン・コムのショールームではなく、プライスチェックで確認可能な商品を置いている店は全てアマゾン・コムのショールームとなる可能性があります。ウォルマートもターゲットもです。スーパーマーケットも、加工食品はアマゾン・コムで扱っていますから、ショールームです。
そして何よりも怖いのが、アプリユーザーがアマゾン・コムの価格調査スタッフになるということです。地域の競合状態によって同じチェーンストアでも商品価格に変動がありますが、それが価格リストに晒されるということ。無論、この情報を手にするアマゾン・コムは価格面で優位に立てるのです。



