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完成品だった「和牛」に競り勝った M-1王者「とろサーモン」久保田の鬱屈

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「有罪か最高位か」の舞台に立たされるM-1参加芸人達

今年4093組を数えた敗者の中に、M-1のコアファンにはよく知られている異色のコンビがいる。現在40代の父親・池田57CRAZYと中学一年生の娘・池田レイナによる父子コンビ「完熟フレッシュ」だ。妻に出て行かれ父子家庭となった現状をネタに準々決勝まで進出した。まだ年端のいかない娘が吠えて笑わせるドキュメント漫才である。

M-1グランプリ各予選の司会進行を長く務める「はりけ~んず」が、今年の敗者復活戦での現場MCで、この完熟フレッシュ・レイナが放った言葉がすべての芸人達の胸に刺さり楽屋じゅうに衝撃が走ったと紹介していた。それが以下のネタだ。書き起こしもするが、ネット上に動画もあがっているのでぜひ、その声を聞くことを勧める。確かにこれはという痛烈な咆哮だ。(https://www.youtube.com/watch?v=CB0vcFQP9OQ)

<M-1グランプリ2017 準々決勝「完熟フレッシュ」>
レイナ「そもそも父子家庭とか言うのやめて、パパが売れない芸人をダラダラ、ダラダラ続けてたせいでママが出てったんだから」

池田57「そこに関しては申し訳ないと思っているからさ、何年も前に芸人やめて今はまじめに働いてんじゃん」

レイナ「まじめに働いてたら有給とってまでM-1出ないから」

池田57「それはさあ(泣)」

レイナ「芸人やってて売れないのは、罪だから、罪!」

池田57「息が出来ない~」

レイナ「みなさん、売れない芸人はもはや犯罪者です!」

池田57「それは極論だよ」

レイナ「そうだよ、今日出てる人なんかほとんど犯罪者です」

池田57「ほかの人いじっちゃダメだよ」

レイナ「(舞台袖に向かって)おい、そこの芸人たち!」

池田57「なになに」

レイナ「おまえら売れないうちに結婚なんか絶対にすんじゃねえぞ!」

池田57「もう、言葉の重みがすごいよ」

M-1参加芸人達は、すべからく罪と背中合わせの世界にいるのだと少女が叫ぶ。ほんの数日前まで「とろサーモン」だってそこに半身を置いていたのだ。GUILTY OR NOT GUILTY、有罪か無罪か・・・。いや、GUILTY OR GRANDPRIX、有罪か最高位か。M-1はなんと罪深く、されど、たまらなくシビれる法廷なのだろう。と、再認識の2017年大会だった。

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