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【仮想通貨に国家参入も】

仮想通貨ビットコインをめぐるニュースが相次いでいます。先週初めて1万ドルを突破し、3日(日)には1万1700ドルまで急上昇したと報じられています。

先物取引が認められただけではなく、アメリカやカナダの中央銀行がみずからの仮想通貨/デジタル通貨の供給を検討しているという報道が相次いでいます。

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CNBCのBitcoin hits all-time high above $11,700 as recovery accelerates(ビットコイン、最高値を更新)によりますとと、ビットコインは3日、前日から8%上昇して1万17073ドル83セントの最高値を記録

先週の下値の9021ドル85セントから30.5%の急上昇となり「ビットコインの乱高下のひとつだ」と伝えています。

FTはUS regulator gives green light for bitcoin futures trading(米当局、ビットコインの先物取引を承認)の中で、アメリカの商品取引の規制当局のCFTCがアメリカの先物取引所を運営するCMEグループとCBOE=シカゴ・オプション取引所に対して、インターネットの仮想通貨ビットコインの先物取引を認めたと報じています。

ことし5月には2000ドルだった価格が11月に5倍以上に急騰するなど乱高下していると指摘し「メインストリームの投資家に対して価格の上下が激しい仮想通貨の売り買いを認めるのは特筆するべきことだ」と総括しています。

Wall Street Journalは、Digital-Currency Fever may Spread to Federal Reserve(仮想通貨熱、米中央銀行にも広がるかも)の中で、FRB=連邦準備制度理事会の通称がFedだということを踏まえて「Fedcoinを考え始めるべきときがきた」として、中央銀行として仮想通貨をつくるべきか検討しているとしています。

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は先月(11月)29日、「FRBが仮想通貨を供給するかどうかを話し合うには時期尚早だが、考えていることではある(It’s really very premature to be talking about the Federal Reserve offering digital currencies, but it is something we are thinking about)と述べました。

これついて記事では「ことしに入って価格が急騰し、投資が加熱しているビットコインを横目に発言した」ということです。

中央銀行を通じて発行されるアメリカのドルやイギリスのポンドと異なり、ビットコインは私企業がつくったものだと説明した上で、「中央銀行は供給する資金量で経済運営を図るが、電子決済が増えているため、この流れの乗っかるべきか考え始めている」ということです。

FRBなど各国の中央銀行は銀行に電子的に資金を供給しているものの、インターネット上のみに存在する通貨はもっていません

仮想通貨がドルなどを脅かすことはないとしながら「変化の兆しはある(change is in the air)」として、スウェーデンの中央銀行が独自の仮想通貨の供給を検討中のほか、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が先月29日、次の10年の間の研究課題として「わくわくする分野だ(a very exciting area)」と述べたそうです。

一方、パウエル次期FRB議長はFRB発行の仮想通貨について6月に「私のアプローチはとてもとても慎重なものだ(My approach to that would be very, very cautious)」と発言したということです。

Canadian PressのBank of Canada weighs merits of creating a digital currency(カナダ中央銀行、仮想通貨を検討)の中で、カナダの中央銀行が先月30日に仮想通貨に関する研究論文を発表し、供給にはメリットがあるとしています。

中央銀行発行の仮想通貨(CBDC=Central Bank Digital Currency)は、デビットカードやクレジットカードなどの決済手段よりも割安で、小売りや決済を行う企業の間で競争が起きやすいと指摘しています。

「中央銀行が資金移動のための手数料を求めないため、企業にとってCBDCはキャッシュやクレジットカードより安くなるだろう」と論文では指摘しているそうです。

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