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Google Crisis Responseのこととか

 大阪。両親と会うために、この3連休を利用して。火曜の早朝に東京に戻る予定。1ヶ月に1度は大阪に帰っているので、まあ普段通りでもある。話をしたり、一緒に飯を食うことくらいしかできない。要は、こちらの気持ちの問題。大阪は、ほとんど揺れなかったし影響はなかったとのこと。空気感はやはり東京とは違う。この差を考えても、被災地と東京とはずいぶん違うだろう。

 この空気の差が、不謹慎とか自粛とかのムードをつくっていて、それは困ったもんだなあと思う。社会全体としてはそうでもないだろうし、大多数の人は不安を感じながらも冷静だろうけど、でも、この手のことは、ごくごく少数が積極的な行動を起こしてしまうから、困る。また、そういう人は、その困った行動が目立つ場所に集まるから、なおさら困る。つまり、必要以上に目立つ。今のtwitterとか典型的。

 ちなみに、twitterの利用率は、2010年12月1から5日に実施されたインターネット調査によると、16%。1万2437人から回答とのこと(参照)。また、この調査はインターネット調査だから、実際はもっと低いと思う。twitterの実際は、この規模のコミュニティ。しかも、メディア特性的に、震災発生から10日経過した今は、批評、批判、啓蒙が飛び交う場であると同時に、上記の困った人が濃くなる時期だから、twitterを見て日本社会の今を認識すると、かなりのバイアスがかかり、見誤る。自戒を込めて思う。

 あくまで私の感覚でしかないけど、ここしばらくのtwitterは、震災関連の情報を得るという目的で言えば、相当な情報リテラシーが要求されると思う。逆に、相当情報リテラシーがある人にとっては魅力的な場にはなっている。様々な視点で、有識者が有用な情報をセレクトして伝えてくれているし、自分の基準を持って情報を取捨選択していけば、相当に使える情報プラットフォームにはなっている。

 受け手としては、情報提供者、今風の表現で言えば"エバンジェリスト"の方向性を醒めた目で見る必要がありそう。また、できれば複数の人に注目し、自分の中で相対化することが大切。それ以外の、日常の交流とか、本来のクローズドのSNS的に近い使い方では、フォローもしていな人から名指しで不謹慎と言われて気分が悪い、ちょっとした発言で言い争いに巻き込まれる、ということはあるけど、まあ、それは程度の差があれ、オープンなSNSの宿命かも。

 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)版のGoogle Crisis Response(Google運営サイトの震災情報ポータル)のテレビCMがはじまった。いいことだと思う。Person Finder(消息情報)には、現時点では39万以上の情報が集まっていて、その情報はNHK安否情報との連携もされている。TBSと連携したYouTubeの消息情報チャンネルもあり、携帯電話での震災伝言板をはじめとする震災関連の各種リンクも必要最低限を厳選して掲載。本田技研からの情報を受けての自動車・通行実績情報マップも用意されている。

 このサイトは、震災当日の11日に立ち上がった。震災発生から、驚くべき早さだった。Googleの社員は、勤務時間の20%は自分のやりたいことに使ってよいという「20%ルール」があり、その時間の大半を使って、日本をはじめとする世界各国のスタッフが力をあわせて開発しているものとのことで、今回の件に関してはGoogleも支援しているとのこと(参照)。このカルチャーあっての、このスピードだと思うし、このスピードこそが、Webなんだと思う。

 Person Finderをはじめとする各種安否情報は、MSNの震災についての情報サイトがまとまっていてわかりやすい。Google Crisis ResponseのPerson Finder(消息情報)は、下のようにウェブサイトに貼ることができる。
 


   

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