記事

ケンコバが驚いた『北斗の拳』原作者・武論尊のヒット作成術

ケンコバが驚いた『北斗の拳』原作者・武論尊のヒット作成術

 11月28日放送の『にけつッ!!』(読売テレビ)にて、ケンドーコバヤシが、有名クリエイターを取材した際のエピソードを語っていた。

 ケンコバが話を聞いたのは、マンガ『北斗の拳』『サンクチュアリ』などの原作を務める、武論尊。ヒット作を生む秘訣を教えてもらったという。

「一切、先を考えないこと。『このストーリーを、こうしていったらおもしろい』と思いついたら、それを消す、と」

 どういう理由なのだろうか。

「漫画ファンって、昔から熱い人が多くて、いろいろ語り合うんです。『こうなっていくはずだ』『このキャラはこう変わっていく』と語られて。いまではネットでその議論が行われて。

 その通りにいったら、『ほら見たことか』と言われる。その通りいかなかったら、『なんだよ、そっちいったのかよ』とか言われるから。思いついたもの、一切捨てるんですって。

 毎週、その作業の時間に、うわっどうしようってなって……無理やりひねり出したら、ヒットが出る。追い詰めるんです」

 毎回ひねりだすわりには「話がよく出来ている」というケンコバ。

「『北斗の拳』なんて、(主人公・ケンシロウ)の胸に7つのキズあるでしょ。あれ、なんでついたかって、最初、飾りで付けたんですって。カッコイイやろ、北斗七星があったらって。

 悩んでるときに、理由づけを思いついたんですって。昔、ケンシロウが拷問されて、一個ずつ傷つけられて。ぜんぜん『参った』と言わないから、『なんで言うこと聞かへんねん!』って、最後、3本でガッとやられたんが、7つになった、みたいな」

 過去には、主人公の恋人までも即興で考えられたものだと明かし、自身を天才的な嘘つきと称し、「当時はよく先の展開がわからないと言われたけど当然だよね。だって作者がわかってないもの」と語っていた武論尊。

 重圧から精神的に追い込まれ、自律神経失調症になってしまったこともあるというが、そのときどきにひねり出すことでダイナミズムが生まれ、数々の名作を生み出し続けられるのだろう。

あわせて読みたい

「北斗の拳」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    在宅勤務で生産性低下した国は日本だけ? 背景に対面コミュニケーション依存の働き方

    非国民通信

    08月02日 15:12

  2. 2

    男性視聴者の眼福になっても女子選手が「肌露出多めのユニフォーム」を支持する理由

    PRESIDENT Online

    08月02日 15:27

  3. 3

    何をやっても批判される「老夫婦とロバ状態」の日本

    内藤忍

    08月02日 11:52

  4. 4

    コロナ軽視派「6月で感染者数減少」予想大ハズレも、重症者数が大事、死亡者数が大事とすり替え

    かさこ

    08月02日 10:29

  5. 5

    この1週間を凌げば、オリンピックが終わります。もうしばらく我慢しましょう

    早川忠孝

    08月02日 14:37

  6. 6

    「幻の開会式プラン」を報じた週刊文春が五輪組織委の"圧力"に負けずに済んだワケ

    PRESIDENT Online

    08月02日 10:36

  7. 7

    中国が支配するディストピア 香港の大量国外脱出「英国だけでも5年で最大83万人超」予測

    木村正人

    08月02日 18:29

  8. 8

    ワクチンの効果が着実に出ている中での一律の行動自粛要請は不適切

    岩屋毅

    08月02日 11:28

  9. 9

    橋下徹氏 五輪をやると国民の行動制限が効かなくなることを想定していなかったのか

    橋下徹

    08月02日 16:48

  10. 10

    日産の小さな高級車「ノート オーラ」に中高年の支持が集まる理由

    NEWSポストセブン

    08月02日 10:43

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。