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ドイツにサンタクロースがいなくて、プレゼントはクリスマス男、それかイエスの赤ちゃんが持ってきますよ。小学校で大喧嘩!

今日、6日はニコラウスの日。

ニコラウスとは、白いひげのおじさんで、良い子にプレゼントを持ってきます。
  「良い子にプレゼントを持ってくる白いひげのおじさん?ってサンタなんじゃないの?」と皆さんの声が聞こえます。
Nikolausは「サンタクロースに当たる」と独和大辞典で書いてあって、さらにリンク先を見る
ブリタニカでは「東西両協会で早くから民衆に親しまれてきた聖人で、英語圏ではサンタ・クロースの名で、クリスマスとの関連で登場する。」と。大違い!まあ・・・ えっと・・・ それはね・・・

ニコラウスとは、今のサンタクロースの原型です。ミラのニコラオスは4世紀のトルコの大司教(右の絵は何世紀なのか、解りませんけれども、絵柄からいうと、中世後半、14、15世紀なのかもしれませんが、私は美術史の専門家ではありません。とにかく、その時にはもう赤い服が見えますよね。) 10世紀に、聖人とされ、それ以来ドイツでは船乗り、商人、子供の守護聖人として、オランダ、ベルギー、北ドイツでもっとも崇敬されているといえるでしょう。子供の守護聖人でもあるから、子供は昔から6日にプレゼントをもらっていました。

ただし、宗教改革に伴い、プロテスタント協会は聖書に根拠のない伝統とし、聖人の崇敬を廃止しました。かといって、突然プレゼントがもらえなくなる子供はかわいそう、マルティン・ルターは子供に24日にプレゼントをあげるようにすすめました。
それから、やっぱり誰かがプレゼントをもっと行かないとおかしいから、Christkindというキャラクターを考え出した。最初は、抽象的に、イエス様というHeiliger Christでしたけれども、
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年々に小さな天使に変化していた。最初はプロテスタント教が強い北ドイツだけで発展し、クリスマスツリーとともに、南ドイツとオーストリアにもわたってきました。
イタリアーでもGesu` Bambino (イエス様の赤ちゃん)、ハンガリーでJe'zuska (ちびイエス様)、スロバキアとチェコではそれぞれJez(is(koとJez(i's(ek(ちびイエス様)と呼んでいます。

右の絵は1840年、Johann Georg Meyer von Bremen作:「Christkind armen Kindern Geschenke bringend」(貧しい子供たちにプレゼントを持ってくるクリストキント)です。

でも、今はどちらかというと、カトリック教が強い南ドイツとオーストリアには、クリストキントが活躍をしており、、北ドイツのプレゼントは「クリスマス男」(Weihnachtsmann)が持っていきます。そうそう、クリスマス男… それは・・・どんな人かというと、ニコラウスに焦点を戻しましょう。

19世紀にアメリカに移住していたドイツ人とオランダ人も当然、自分の伝統を守って、アメリカでもニコラウスの日を大切にしました。コカコーラ社はニコラウスというキャラクターを気に入って、31年に初めて、そういうキャラクターを広告に使いました。そのおかげで、サンタクロースのイメージもある程度固定してきました。

それから、ドイツもコカコーラ風のサンタクロースが逆輸入されました。以前に6日にプレゼントを持ってきたニコラウスが「クリスマス男」となって、プレゼントを24日に持ってくるようになりました。
今は、ドイツは24日に、ChristkindもWeihnachtsmannはプレゼントを持っていきますけれども、それぞれ、家族によって違います。二十何年も小学校の教師を務めてきた母によると、12月でそれが一番ケンカの原因になるんだそうです。

「うそでしょう!Weihnachtsmannなんて存在しないよう。プレゼントはChristkindが持ってくるよ~」
「違う違う!」
「そう、違う!プレゼントはChristkindでしょう!うちのママも言っているよ。」
「じゃあ、なんで、Weihnachtsmannあてに手紙を書いて、プレゼントちゃんともらえるんだ?」

と子供30人大ゲンカ。

「センセー!プレゼントは誰が持ってくるの?」

と母が平然と

「どっちも持ってきますよ。世界にどれぐらい子供がいるのかと知っているでしょう?これはワークシェアリングと言い ますよ。」

と。(笑)

本当、小学校の先生ってハードな仕事です。

また、6日のニコラウスに話を戻しましょう。

 5日の夜リンク先を見るに、窓に大皿を置いたり、それから玄関のドアの前にブーツを置きます。良い子は朝起きたら、皿やブーツにプレゼントが届きました!クララ実家の場合はだいたいは、みかん、くるみ、チョコレートと、本一冊ですね。
学校の行事として、ニコラウスが来るということもあります。左の写真ではよくわかりますね。(写真ではまだ雪は降っていないけど、6日はだいたい寒いんですよ。今年はヨーロッパも大雪ですね。)その際には多くの(葉を落とした)小枝を束ねて、鞭のようなものにして、悪い子がその枝に処罰される。
 ニコラウスの従者のKnecht Ruprechtも一緒に来て、処罰係になっていることもあります。(ニコラウスその従者もまた色々な名前を持っています。たとえばオランダでは、Sinterklassと、Zwarte Pietになっています。黒いサンタです。
オランダではどちらかというと、プレゼントのメインは6日のままです。
私は日本に来ても、この日はみかんを買って、友達や同僚に配っています。意味が分からなくても、少なくても気持ちは伝わって来ればいいなぁと思います。

 

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