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- 2017年12月01日 06:00
山根弘行が言う! 目玉不足の地味な「紅白歌合戦」出場者
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BLOGOS編集部
目玉がいない!
筆頭は、来年9月で芸能界から引退する安室奈美恵だ。当然、引退するワケだから来年出ることはない。「ラスト紅白」ゆえにNHKの力、〝引き〟に期待していたが、現時点での発表はない。もちろん、視聴率が間違いなく取れるので、NHKは最後の最後まで交渉を続けるハズだが、実現は難しいと言わざるを得ない。
安室は1977年9月20日、沖縄生まれの40歳。沖縄アクターズスクールへ通うも、家庭の事情から月謝が払えないとの理由で一度は入校を断念。小学生時代は片道約1時間半の距離を徒歩で週3日通う生活を送っていたが、その「ハングリー精神」こそが、彼女の「常に上を目指す」基礎を作り上げた。
入校時は人見知りが激しく引っ込み思案であったが、徐々に才能を開花させスターダムに。自分のスタイルを頑固なまでに貫き通し、権力に迎合しない安室の潔さ。その「カッコ良さ」が同世代~若者に受け入れられ、彼女をNO.1歌姫、スーパースターへと押し上げた。大みそかに彼女の歌う姿を見られないのはちょっぴり残念だが、最後まで「安室流」を実践した彼女に大きな拍手を送りたい。
何故、「ひよっこ」の桑田佳祐がいない
桑田佳祐がいないのも、何故だ!?来年、芸能生活40周年のメモリアルイヤーを迎える。
主題歌「若い広場」を歌った朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は高視聴率を記録し、主演の女優・有村架純は2年連続の「紅組」司会者に抜擢された。有村も桑田との共演を熱望し、NHKサイドも安室同様、最後まで出演交渉を続ける構えだが、意外と難しいかも知れない…。
今年初の4大ドームツアーを成功させるなど、勢いに乗る男女ユニットAAAが落選したのもびっくりだ。昨年まで「紅白」に7年連続で出場。メンバーに男女いて、紅組と白組のどちらでも出場できるので〝使い勝手〟が良かった? しかし、ここ数年は人気に実力が伴い、「今年は文句なし」の下馬評だっただけに、意外だ。
まさかの落選となった背景には、どうやら所属レコード会社の『思惑』が影響した!? 初出場を決めた三浦大知は今年でデビュー20周年。なんとしてでも出場させたかったようで、同じレコード会社のAAAが〝あおり〟を食った可能性もある。
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株式会社文化通信社は1952年に映画の業界専門紙としてスタート。その後、放送業界、音楽業界へと取材範囲を拡大していった。現在では映画、放送、音楽を中心としたエンターテインメント業界を内側からウォッチし続けている。その情報は「日刊文化通信速報」「月刊文化通信ジャーナル」として購読されている。
特に、「月刊文化通信ジャーナル」は、映画を中心にした綜合エンターテインメント専門誌として55年の歴史を刻んでいる。特に映画系では唯一の業界専門誌として認知されている。
また、関連会社には株式会社文化通信エンターテインメントがある。文化通信社が培ったノウハウを生かしての新規事業や版権事業などを行なっている。文化通信社創立55周年の際はシンガーソングライター松山千春の自伝「足寄より」を「旅立ち〜足寄より」として映画化、さらに60周年では舞台化してきた。
特に、「月刊文化通信ジャーナル」は、映画を中心にした綜合エンターテインメント専門誌として55年の歴史を刻んでいる。特に映画系では唯一の業界専門誌として認知されている。
また、関連会社には株式会社文化通信エンターテインメントがある。文化通信社が培ったノウハウを生かしての新規事業や版権事業などを行なっている。文化通信社創立55周年の際はシンガーソングライター松山千春の自伝「足寄より」を「旅立ち〜足寄より」として映画化、さらに60周年では舞台化してきた。