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都内の公立中学教諭の7割が過労死ライン超え 土日の部活動が影響か

東京都教育員会は11月9日、「東京都公立学校教員勤務実態調査」の集計結果を発表した。調査は、6月から7月にかけて実施。小中高、特別支援学校の計105校のうち、常勤の教員全員を対象とし、3380人から回答を得た。

もっとも在校時間が長いのが副校長、小学校では1日12時間55分労働

部活の負担が重たいようです
部活の負担が重たいようです

教諭(主幹教諭・指導教諭・主任教諭含む)の平日1日あたりの在校時間を見ると、中学校が11時間32分で最も長く、小学校が11時間27分で続く。校長の在校時間は校種を問わず10時間台で推移するが、副校長はいずれの校種でも12時間を超えている。特に小学校では12時間55分で最も長い。

在校時間が週60時間労働を超える教諭の割合を校種別に見ると、「小学校」(37.4%)、「中学校」(68.2%)、「高校」(31.9%)、「特別支援学校」(43.5%)という結果となっている。週60時間労働は過労死ラインと言われるが、中学校では約7割がラインを超えている。

背景には部活動が影響していると考えられそうだ。中学校教諭の1日あたりの業務時間を見ると、土日の部活動・クラブ活動に2時間ほどを要している。

今回の調査で最も在校時間が長かったのが副校長だ。平日の在校時間は中学校で12時間9分、小学校で12時間55分に及んだ。小中学校の副校長は平日、日誌作成や対外用の各種調査への回答のほか報告書作成業務などに1時間以上を要しており、こうした業務に時間を充てることが影響して労働時間が長くなっていると考えられそうだ。

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