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「ニュース女子」問題で、謝罪と訂正を求める MXテレビへ25回目の抗議(西村仁美)


MXテレビ本社前で抗議の声を上げる市民有志ら。東京・麹町。(撮影/西村仁美)

10月26日、東京・麹町の東京メトロポリタンテレビジョン(株)(以下、MXテレビ)本社前で、「沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志」(以下、市民有志)による25回目の抗議活動があった。

発端は今年1月2日に放送したMXテレビの番組「ニュース女子」。沖縄で米軍基地建設に反対する人たちが「機動隊に暴力をふるう」「日当を貰ってる!?」などと虚偽にもとづき反対運動への差別・偏見を煽る内容を放送したとして、市民有志らが、番組内容の訂正と謝罪をMXテレビに求めてきた。局側への申し入れはいまだ拒まれているという。BPO(放送倫理・番組向上機構)では、番組内容に関し、審議中だ。

この日の参加者は約70人。抗議の合間に、歌や演奏、参加者らの発言で盛り上がる。「『ニュース女子』でかりに検証番組をやるなら、ちゃんと沖縄の基地問題の専門家を呼んで作ってみては」「私たちが問題にしている『デマ』という部分がどこなのかをきちんと自分たちで見つめなおすという報道を」といった声が次々と上がる。

前回の抗議活動では、抗議を妨害する人たちの大音量で、声がかき消されたという。抗議活動への妨害はこの8月からとのことだ。

市民有志の一人、川名真理さん(54歳)は言う。

「今日は妨害を受けず、思うような抗議と集会ができました。私たちは単にMXに抗議をして憂さ晴らしをしたいわけではありません。東京都民の税金も使っている放送局を、立ち直らせたい、見守って公正な報道のできる局にしたい、そういった思いでやっているわけです。こうした私たちの思いを誠実に受け止めて、きちんと対応して頂きたいと思っています」

この件について、MXテレビ編成部広報担当者に問い合わせたがノーコメントだった。11月12日午後3時からは、東京・渋谷の神宮通公園からデモも行なう予定だ。

(西村仁美・ルポライター、11月10日号)

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