記事

民進分裂を検証した朝日の記事が教えてくれる事

 きょう11月19日から、朝日新聞が上、中、下の3回に分けて、小池百合子による民進党分裂劇の検証記事を特集するという。

 その第一回目がきょう、11月19日の朝日新聞の一面トップを飾った。

 実に秀逸な検証記事だ。

 上杉隆が仕掛け人であり、玄葉光一郎がパイプ役だったことを教えてくれただけでも、その二人とかかわりを持ったことのある私にとっては、貴重な検証記事だ。

 実にリアルであり、衝撃的な記事だ。

 それを読むだけで、その後に続く検証記事を読まなくてもいいほど衝撃的だ。

 朝日がこの第一回目の記事を一面トップにしただけのことはある。

 ちなみに2回目以降は一面ではなく総合4面に回すらしい。

 きょうの記事を読むと、今度の民進党の崩壊は、起こるべくして起きた事であったことがわかる。

 そして、その中に、この国の戦後政治の本質が見事に語られている。

 それはまさしく、小池百合子が踏絵にした外交・安保で一致しない政党は、政権を取れないという事である。

 この記事を読むと、もはや四つに分裂してしまった民進党は、憎悪と相互不信で、もはや修復不可能だということがはっきりわかる。

 そして、バラバラのまま、かつての民主党の中の社会党的、護憲的勢力はどんどんと小さくなっていくに違いない。

 この朝日の「検証 民進分裂」という特集記事は、それがリアルであるだけに、民進党の傷口をさらに深めることになる。

 共産党の志位委員長がさっそく唱えだした立憲民主・共産・社民と市民連合によるあらたな野党共闘が、これまで以上にうまくいかない事を教えてくれる。

 これは野党共闘つぶしの検証記事だ。

 日米安保体制を最優先する朝日新聞にふさわしい検証記事である(了)

あわせて読みたい

「朝日新聞」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。