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国会での質問時間

 国会での質問時間について、色々と議論があります。「5対5」なのか、「2対8」なのか、「1対2」なのかという比率の議論だけが目立ちます。ただ、私は先の文部科学委員会の配分を見ていると、「比率ばかり見ていると間違えるんだよな。」と思います。

 まず、与党提案は「3時間」で「5対5」でした。つまり、与党90分、野党90分です。まあ、これが通ると思ってやっていたわけではないでしょう。野党は「2対8」でした。与党36分、野党144分です。そして、最終的に落ち着いたのは、質疑時間「4時間」で「1対2」でした。与党80分、野党160分です。

 つまり、これは何かと言うと、与党側からすると「2対8のルールを押し返した。」という事になります。野党からすると、「比率はともかく、時間数では与党提案よりも多く取った。」という事になります。ただ、それだけの話なのです。どちらも顔が立つように出来ているのです。

 私が現職時代、内閣委野党筆頭をやっていた際、こんなやり取りばかりでした。当時の与党筆頭は、私が尊敬して止まない平井卓也議員でした。平井筆頭は6期、私は2期の違いがあるにもかかわらず、とても良いお付き合いをさせて頂きました。この「3時間を4時間にする代わりに、与党に多く質疑時間を出しつつ、野党の時間も確保する。」という私の提案をとても、とてもよく聞いていただきました。場合によっては、「野党提出の法案修正に応じてもらう代わりに、質疑時間では譲歩する。」なんて事もあるわけです。なので、当時の内閣委は2対8でない配分の事が結構ありました。

 質問時間というのは、「総時間×比率」で決まります。何故、報道各社は比率にばかり注目するのだろうか、と不思議でなりません。

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