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  • krmmk3
  • 2017年11月18日 16:44

GODZILLA怪獣惑星は謎だらけ

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今回も買いました

珍しく店の休日と初日が重なるということもあり、ついに公開された「GODZILA 怪獣惑星」見てきました。

ただ、怪獣ゴジラものとはいえ、特撮ではなくアニメ作品ですのでなんか違う、という感はあるんですが。正直言えば一番見たいのは「ブレイブストーム」の方なんですが、あれ、"全国ロードショー"とは口ばかりの東京近郊集中上映で、地方は数県に一つあるかないか、それも地区によっては来年になってやっと上映、なんてとこもあるようです。

それでもやるだけマシな方で、もちろんわが地元ではやりません(怒)。電車で他県まで出向いてまで見る時間取れないっつーのに。まぁ低予算でそういう配給しかできなかったんでしょうが、不満は収まりません。なので現状の期待作第一位はやはり「GODZILLA」なのです。

なお、わたしはあくまで特撮オタであってアニメの方は専門外ですので、表現方法とかそういうのはあまり触れないでおきます。なお、アニメとは言っても3D処理が行われ、なおかつ2D風の線が描かれる日本ならではのものが使われています。

開始早々登場する怪獣がなんとカマキラスにドゴラ! いきなりのマニアックな選択に胸踊ります。

特にドゴラは登場作品の「宇宙怪獣ドゴラ」以来で、しかも映画本編とはデザインの違うポスターに描かれた方のドゴラです。さぁ、こいつがどんな活躍をするのかと思えば・・・。出番それだけ。登場!とは書きましたが多少エフェクト効かせた静止画がそれぞれ一枚使われるだけ、だったのです。

とにかく世界中に怪獣が一斉にやってきた、ということを昔の記録を通して語りたいらしく、すべてなにかしらボカして古いモニター越しのようにはっきりしない画で怪獣が出た、ということが語られるだけの展開になっています。

それでも、セリフの中にアンギラスやラドンが撃退されたらしいことが語られたりするので、ドゴラやカマキラスほど元ネタに近くない怪獣の画はそいつらなのでしょう。なんとなくゴジラはゴジラでも2014年のハリウッド版「GODZILLA」、あるいは「パシフィック・リム」の冒頭を連想させる展開になっています。

ただし、そのバックストーリーはほとんど「ゴジラファイナルウォーズ」そのものでした。

ただし、あちらと違ってゴジラの怒りは収まらず、怪獣だろうが人類だろうが手あたり次第に攻撃を繰り返して打つ手がなくなり、とうとう人類は地球から脱げだしてしまう。それが今回の「GODZILLA 怪獣惑星」の前提となっています。

どうやら今回の作り手はそれほど「ゴジラ」を深く理解しない、所謂特撮オタではない人たちなのでしょう。もちろんそれが悪いわけではありません。

宇宙へ飛び出した人類、という点から読むと広大なスケールで描くスペースオペラを連想しますが、本作の舞台はむしろ狭い宇宙船の中と、降り立ったはいいがごく限られた場所にしかいない未来の地球の二か所だけ。

そこでの脱出を図るための展開といい、ゴジラ以外の巨大生物の襲い掛かり方やタイミングといい、連想したのは今までのゴジラより「キングコング 髑髏島の巨神」の方でした。宇宙や荒廃未来という典型的SF要素を盛り込んではいますが、その根本は"孤島もの"です。登場人物の無国籍も踏まえ、その演出はまるで洋画の怪獣ものでした。

ひょっとして「シン・ゴジラ」が海外ウケが悪かったのを踏まえて輸出でウケやすい展開を狙ったのでしょうか? もっとも「シン・ゴジラ」の海外の評判を聞いてから作ったら間に合いませんが。

ゴジラに対して用意された弱点のための設定や用語など、細かい部分に関しては大変なこだわりを感じます。

が、その割に全体的な構成はどことなく大雑把、というか「なんで?」だらけ。地球から逃げて、宇宙人の力を借りて宇宙へ飛び出した一行は彼らの時間で20年かけて亜空間航行をしつつ11光年ほど地球から離れますが、その間に移住できそうな惑星を発見することができず、これから見つける可能性もかぎりなく低い。そして食糧も常に不足していて・・・ってそれは当たり前でしょう。

11光年なんて宇宙どころか銀河系だけを見てもごくわずかな距離。直線的に11光年飛んできたわけではなく恒星を目印にジグザグに移動していたとしても、調査の対象になりえた恒星など数個がせいぜいです。それぞれの恒星が惑星を10個持っていたとしても、そのうち居住できる可能性がありそうなので2~3個です。たったそれだけなら移住先など見つからなくてもなんの不思議もありません。結局なんやかんやで地球に戻ることになるのですが、これは一気にできるそうです。

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