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性急にことは進めない!・・・野党再々編は早くても来年の通常国会後

 この度の総選挙、おかげさまで11万9280票ものご支援をいただき、6期目の当選を果たすことが出来ました。

 ただ、残念ながら、選挙直前、「排除の論理」により野党が分断され、票が分散した結果、安倍自民党に圧勝をもたらしてしまいました。この野党のふがいなさに、まずは心からお詫びを申し上げたいと思います。
 
 この選挙戦、私自身は「無所属」で戦いました。なぜ希望の党に行かなかったのか?私は元々「無所属」で初当選(2002年)した政治家です。二回目の当選(2005年の郵政選挙)も無所属でした。選挙直前にバタバタといくつかの政党ができ、混乱を極めた状況では、この際、すっきりと政治家・江田憲司の原点に立ち返るべきと考えました。また、希望の党との合流の過程において、多くの私の同志、仲間が「選別」され、公認を得られず路頭に迷うという事態にも陥りました。こうした惨状を目の当たりにして、理念や政策以前に、私だけがノウノウと、その「排除・選別」した党に行くわけにはいかない、そう判断しました。
 
 結果的には、あくまで結果的には、ですが、これが功を奏しました。私にとって久々に自分の選挙をやれた選挙戦(前回は維新の党代表として一日も地元に入れず)でしたが、街頭で演説していると、道行く数知れない多くの人々から、「無所属で良かった」「無所属なら応援できる」「江田さんらしい、無所属は」とのお声がけをいただきました。そして、こう念押しされるのです。「希望の党には行きませんよね」。「行きません」と答えると「それなら入れる」と。この繰り返しでした。ことほど左様に、「安倍さんを倒して」という声と同じか、それ以上に、希望の党、いや小池さんへの嫌悪感が根強く広がっていることを感じた選挙戦でした。

 しかし、当選後、無所属、一人では、国会ではほとんど何もできません。今回、あえて希望の党に行かなかった無所属で戦った議員が13人集まって「無所属の会」を立ち上げたのは、それが一番大きな理由です。国会は「政党」ではなく「会派」(グループ)単位で活動します。委員会ポストや質疑時間の割り振り等もこの会派単位に行われるのです。この13人という人数は、共産党の12人、日本維新の会の11人を上回る、立憲民主党、希望の党に次ぐ野党第三会派。これで国会活動には何ら支障はなくなりました。

 問題は、今後の野党の在り様です。無所属というフリーな立場、フリーハンドを持つ立場から、再び、再編に身を投じ、同じ志を持つ政党、政治家であれば連携し、分断された野党を束ねて、将来的には、自民党に対抗できる、まっとうな、もう一つのライバル政党をつくりあげていかなければなりません。そして、この二大政党が、互いに競争し、切磋琢磨して、ひとたび国民無視の政治をすれば、そのライバル政党にとって代わられるという緊張感の中からでしか、国民本位の政治は絶対に生まれない!と私は確信しています。

 ただ、性急にことを進めるつもりはありません。立憲民主党も希望の党も我々無所属の会も、民意を得て今の議席を有しています。選挙直後に、永田町の仲間内の論理で数合わせの「合従連衡」をするのでは、有権者の理解は得られません。まずは、再来年春の統一地方選、夏の参院選を見据えながら、この特別国会、来年の通常国会で、国会運営上の「野党共闘」をしていく過程で、おのずからその道筋は見えてくると思います。

 そして、大きな節目が来るのは、その通常国会後でしょう。来年9月には自民党総裁選、そして、あまり知られていませんが、民進党の代表選もあります。おそらく、この代表選では、民進党をどう発展的に解消していくのか、いかないのか、解消するとしてどのような形で行うのか、立憲民主党や希望の党との関係、連携の仕方を含めて、大いなる論戦と新代表の選出が行われることとなることでしょう。

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