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- 2017年11月17日 19:41
日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017開会
小泉進次郎議員が基調講演
18日から23の分科会開く
我が国の複雑化した社会課題を解決するため、第一線で活躍している専門家や活動家が集まり「にっぽんの将来」を議論する国内最大規模のイベント「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017」が11月17日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開会した。初日は自民党のホープ・小泉進次郎衆院議員と、長谷部健・渋谷区長が基調講演を行った。フォーラムは19日まで3日間開かれ、分科会やシンポジウムが行われる。リンク先を見る
オープニングが開かれた東京国際フォーラムの会場
フォーラムは17日午後1時、開会され、まず主催者を代表して笹川陽平・日本財団会長があいさつした。この中で、会長はフォーラム参加者の約57%が10代、20代の若者で、そのうち会社員が35%、学生が20%という数字をあげ、「これだけたくさんの若者が参加されたことは心強い限りです。多くの人と新たな出会いをして、日本の将来について熱く議論して欲しい」と述べた。
さらに、会長は「このフォーラムを磁石のような場所にしたい。磁石には両極が惹かれあう半面、反発し会う力もある。このフォーラムで、そうして大きなエネルギーが生まれたらすばらしい」と強調した。
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あいさつする笹川日本財団会長
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基調講演する長谷部区長
そのうえで、「まず国会から改革すべきだ。首相が年間100日以上も国会審議に縛り付けられている国は日本しかない。世界が大きく変化しようとしている時だけに、首相にしかできない決断をしてもらうために必要なことだ」と強調した。
また、「東京五輪後の2020年から30年の10年間、日本が次の世代にどうやってつないでいくことができるかが重要だ」と述べ、全国から選出されたソーシャルイノベーターへの期待感を示した。講演後、長谷部区長から渋谷区の名前入りのスカジャンを送られた小泉議員は、「地元の横須賀市と渋谷区で友好都市協定を結ぼう」と上機嫌だった。
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基調講演する小泉衆院議員
最後に、今年度のソーシャルイノベーター7人が登壇し、自己紹介した。
7人の氏名、団体名は以下の通り(敬称略)
▽浅谷治希(LOUPE inc./CEO,founder)▽安部敏樹(一般社団法人リディラバ/代表理事)▽岡 勇樹(NPO法人Ubdobe代表理事)▽川口 良(一般社団法人WorkAnywhere代表理事)▽小松洋介(特定非営利活動法人アスヘノキボウ代表理事)▽仁藤夢乃(一般社団法人Colabo代表)▽横山太郎(indicocrea)
● 日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017 ウェブサイト