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希望の党には希望が残ったー政調会長代理に井出庸生氏が就任

まだ小池叩きの余韻が残っているために、希望の党の動静が大きく報道されることはないが、憲法改正論議が活発化し始めると希望の党の政調会や憲法調査会の動くにマスコミの関心が集まるようになるはずだ。

希望の党が政調会長に長島昭久氏、憲法調査会長に細野豪志氏と、いずれも憲法改正論議に積極的な人を持ってきたのはいいことである。

長島氏や細野氏は、何が何でも憲法改正反対派や何が何でも護憲一辺倒の共産党や社民党との選挙協力・共闘推進派の方々とは一線を画して、地に足が着いた現実的な政治改革路線を進めるべく民進党で奮闘していた方々である。

何が何でも護憲派の方々からすれば、長島氏や細野氏は希望の党の第二自民党化を画策する目障りな存在のように映るかも知れないが、私から言わせると、長島氏や細野氏の動きこそが希望の党を自民党を超える政党に育て上げる唯一の方法のように見える。

まあ、実際に動き出してみないと本当の評価は出来ないのだが、希望の党がとりあえず立憲民主党を超える存在になるためには、何と言っても憲法改正論議の主導権を握れるようになることである。

憲法改正論議が活発化していくと、現職の国会議員ではない小池さんの出番は殆どない。

いくら小池バッシングを続けてみても、希望の党への悪影響は殆どなくなる。
まあ、玉木の風がどこまで吹くか分からないが、長島の風や細野の風はそれなりに吹くはずである。

3カ月もすれば、希望の党は野党の中でもっとも堅実な憲法改正論議を展開出来る穏健な改革保守の政党だというイメージが定着するはずである。

自民党の憲法改正草案を超える希望の党・憲法改正案を策定するという大きな目標を掲げるといい。
維新や公明とも共通の議論の場を設けるようにしたらいい。
場合によっては、自民党の議員とも同じ土俵で広く議論できるような場を作ることだ。

先手必勝である。

希望の党が動けば、憲法改正の議論が前に大きく進展する、という実感を大方の国民が持てるようになることを考えることである。

私がかねてから応援している井手庸生氏が希望の党の政調会長代理に就任した。

政調会長の長島氏は、かつて慶応大学の小林節教授の憲法セミナーで共同のパネリストとして登壇したことがある方だから、希望の党の憲法改正論議は相当の進展を見せるはずである。

失望の党とか、絶望の党などと散々揶揄される存在になっているが、希望の党には憲法改正論議に前向きで、かつ穏健保守の典型のような人が何人もいる。

希望の党の希望は、残った。

そう申し上げて間違いはないと思う。

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