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エンジニアが足りないのは健全な証拠

次世代教育フォーラムというデジハリのイベントに登壇させてもらった。
オープニングが稲見先生の基調講演から始まるというKMD生としても胸熱な展開。

僕はその3セッション目のG’s Academyとしてのセッション。G’s責任者の児玉さんがモデレータで山崎先生と僕が話す場でした。

まず、お題として「何故エンジニアが不足しているのか?」という質問。

毎日、なんらかしらの採用面接に携わっている身としてつくづく思うのだが、「エンジニアは足りなくて当たり前」という感覚を持っている。

雇用側という立場で「何故足りないのか?」と聞かれれば、「お断りもしてるし、断られてもいる、採用で妥協してはいけないので、我々のフェーズにおいて採用できるレンジは極めて狭い」ということだと思う。

それがチームフィッティングであったり、スキルレベルであったり。スキルレベルと言っても、人によってフェーズはまちまちで、まず完成している人材を採れるのは稀。なにがしか、採用される側にも伸びしろという課題があって、その課題を解決する方法として、BASEを選んでくれること。BASEにとっても、課題を一緒に解決してくれるメンバーを採用するので、基本的には、「活躍してくれるであろう期待」を持っている人を採用することになります。

少なくとも、「絶対、この人なら3割3分、ホームラン50本打ってくれるよね」という採用は稀だと思います。

そういう中で、人と事業を成長させるのが僕の仕事だとも思っています。

事業が成長すれば、組織も成長します、そうすれば、今まで見えてなかったものも見えてくるし、課題も増えてきます。

僕らはこの1年ですごく組織が成長したと思っています。これまで絶対に取らなかった特定技術の専門職エンジニアが採用できるようになったのも、人が増えたからに他なりません。つまり成長すればするほど新しい世界が見えてくるわけです。

成長する組織に人が足りないのは当たり前。

否、人が足りている状態は、すでに成長が終わっている組織と考えるべきです。

だから、「エンジニアが足りない」のは、適切なニーズや市場性がある正常な証拠です。それ故に、そのことを憂う必要はないかなと。

ここまでは会場で言ったんですが、話の流れ上言い切れなかったことがあって、

「じゃあ、適応できる人材をひたすら増やせば良いのか?」

というと、僕は否だと思います。

増やすべき人材は、「プラットフォームプロダクトが作れる人材、チーム」だと思います。つまり、SIerさんのように一社のために時間を捧げて、システムを作る人材をひたすら増やすと、今後の人口縮小社会の先に企業の数は減っていきますので単純に市場が減ります。

つまり人材が露頭に迷います。

そうではなくて、もっと合理的に、特定ジャンルのソリューションについてはクラウドサービスとしてプラットフォーム化すべきです。

それであれば、少々会社が減ったところで、もともとエンジニアはレバレッジを産んでいるのですから、柔軟性が生まれます。その利益がなくなる前に、次のプラットフォームを作れば良いと思うのです。

プラットフォームを作るスキルやノウハウ、意識を持った人たちを増やすことが重要だと思います。特にプロダクトマネジメントの領域においては、お客様のために作り込むことを考えるのと、自分達のビジネスリスクを背負って決断することとでは考え方が違うので、そこの訓練は一朝一夕にはできません。

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