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- 2011年05月08日 10:49
原発の『100,000年後の安全』?-日本の原発は欧州の2千倍の地震発生で「現在も未来も危険」
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5月2日の夜、渋谷のアップリンクで、ドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』レクチャー付上映会に参加しました。映画を観終わった後には、環境エネルギー政策研究所・飯田哲也さんによる「原発に変わるエネルギー」と題したレクチャーが終電近くまであり、みっちり学びました。飯田さんのお話は、後日ブログに要旨をアップするとして(興味深いお話が山のようにありました)、きょうは映画『100,000年後の安全』を紹介します。
100,000年というのは、漢数字も混ぜて分かりやすく表記すると10万年です。今から10万年前の世界はどうだったのかWikipediaで見てみると、中期旧石器時代(30万年前〜3万年前)のなかネアンデルタール人が広がっていて人類による文明はまだスタートしていないとのことで、いかに10万年というのが長大なスパンなのかということが分かります。
ところが、原発から生まれる高レベルの放射性廃棄物=死の灰が、生物に無害になるまでには最低10万年かかるのです。原発は「トイレなきマンション」と例えられ、今もって人類は原発の放射性廃棄物=死の灰の最終処分方法を確立できていません。
日本の原発が毎年生み出している放射性廃棄物=死の灰は、広島原爆約5万発分に相当し、これまでの死の灰の総量はすでに広島原爆110万発分を超えています。しかし、原発の放射性廃棄物=死の灰を処分する方法は日本でも確立できていないのです。たとえ原発が今すぐに止まったとしても、処分方法も無いままに、放射性廃棄物の危険性は10万年も続くのです。
原発を推進する人たちは決まって「原発は二酸化炭素を出さず、環境にやさしい、クリーンエネルギーだ」などと喧伝しますが、実際は原発を動かそうとすれば、ウラン鉱山からウランを掘るところから始まって、ウランを製錬し、濃縮し、原子炉の中で燃えるように加工し、最後に膨大な放射性廃棄物=死の灰が生み出され、そのすべての段階で、膨大な資材や化石燃料も必要ですし、何より作業する人間にとってクリーンとは対極にある放射性物質からの被曝というリスクがあります。原発を推進する人たちは、原発が実際に動き出すまでの過程と最後に生み出される放射性廃棄物の問題を一切無視して「原発は二酸化炭素を出さず、環境にやさしい、クリーンエネルギーだ」などと喧伝しているのです。
そして、原発の実態は、300万キロワットのエネルギーを出して、200万キロワットは海をあたためている、残りのわずか3分の1を電気にしている「海あたため装置」です。原発の発電の熱効率は約33%でしかなく、火力発電の熱効率50%超と比較しても、原発は効率が悪いのです。現在の標準的な100万キロワットの原発で、1秒間に70トンの海水の温度を7度上げています。1秒間に70トンの流量を超える河川は日本に30もありません。1つの原発をつくると7度の温度上昇をする大河をつくることになるのです。日本の河川の総流量は約4千億トンで日本の原発54基が稼働した際に出す温排水の総量は1年間に1千億トンに達することで日本の河川全体を約2度もあたたかくしており、温暖化に悪影響を及ぼしています。原発を推進している人たちは、この原発の温排水の問題も一切無視しています。この原発の温排水の問題にしても、放射性廃棄物の問題にしても、原発のリアルな実態は、「環境にやさしいクリーンエネルギー」とはまったく正反対なのです。また、原発は「コストが安い」などという喧伝も、放射性廃棄物の最終処分が確立しておらず、それにかかる費用を一切無視した危険極まりない暴論以外のなにものでもないことが分かります。
100,000年というのは、漢数字も混ぜて分かりやすく表記すると10万年です。今から10万年前の世界はどうだったのかWikipediaで見てみると、中期旧石器時代(30万年前〜3万年前)のなかネアンデルタール人が広がっていて人類による文明はまだスタートしていないとのことで、いかに10万年というのが長大なスパンなのかということが分かります。
ところが、原発から生まれる高レベルの放射性廃棄物=死の灰が、生物に無害になるまでには最低10万年かかるのです。原発は「トイレなきマンション」と例えられ、今もって人類は原発の放射性廃棄物=死の灰の最終処分方法を確立できていません。
日本の原発が毎年生み出している放射性廃棄物=死の灰は、広島原爆約5万発分に相当し、これまでの死の灰の総量はすでに広島原爆110万発分を超えています。しかし、原発の放射性廃棄物=死の灰を処分する方法は日本でも確立できていないのです。たとえ原発が今すぐに止まったとしても、処分方法も無いままに、放射性廃棄物の危険性は10万年も続くのです。
原発を推進する人たちは決まって「原発は二酸化炭素を出さず、環境にやさしい、クリーンエネルギーだ」などと喧伝しますが、実際は原発を動かそうとすれば、ウラン鉱山からウランを掘るところから始まって、ウランを製錬し、濃縮し、原子炉の中で燃えるように加工し、最後に膨大な放射性廃棄物=死の灰が生み出され、そのすべての段階で、膨大な資材や化石燃料も必要ですし、何より作業する人間にとってクリーンとは対極にある放射性物質からの被曝というリスクがあります。原発を推進する人たちは、原発が実際に動き出すまでの過程と最後に生み出される放射性廃棄物の問題を一切無視して「原発は二酸化炭素を出さず、環境にやさしい、クリーンエネルギーだ」などと喧伝しているのです。
そして、原発の実態は、300万キロワットのエネルギーを出して、200万キロワットは海をあたためている、残りのわずか3分の1を電気にしている「海あたため装置」です。原発の発電の熱効率は約33%でしかなく、火力発電の熱効率50%超と比較しても、原発は効率が悪いのです。現在の標準的な100万キロワットの原発で、1秒間に70トンの海水の温度を7度上げています。1秒間に70トンの流量を超える河川は日本に30もありません。1つの原発をつくると7度の温度上昇をする大河をつくることになるのです。日本の河川の総流量は約4千億トンで日本の原発54基が稼働した際に出す温排水の総量は1年間に1千億トンに達することで日本の河川全体を約2度もあたたかくしており、温暖化に悪影響を及ぼしています。原発を推進している人たちは、この原発の温排水の問題も一切無視しています。この原発の温排水の問題にしても、放射性廃棄物の問題にしても、原発のリアルな実態は、「環境にやさしいクリーンエネルギー」とはまったく正反対なのです。また、原発は「コストが安い」などという喧伝も、放射性廃棄物の最終処分が確立しておらず、それにかかる費用を一切無視した危険極まりない暴論以外のなにものでもないことが分かります。
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