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- 2011年11月30日 23:08
大阪府知事・大阪市長ダブル選挙の所感・雑感
ということで、リクエストのありました、大阪府知事・大阪市長ダブル選挙の所感・雑感です。
いろいろ考えたのですが、結局、2週間前に書いた意見の焼き直しになるかなと。
↓ コチラ
【大阪都は近くない】大阪府知事選挙・告示。市長選挙も13日にですが・・・
http://kkmmg.at.webry.info/201111/article_11.html
で、以下、追加部分。
話題となった「大阪都」構想ですが、本日、11月28日付の日本経済新聞の朝刊も、大阪都構想に至るタイムスケジュールを4年と見ています。
もちろん、これは、スムーズに言った場合のお話。
言っている当事者すら具体的内容を定めていない「大阪都」を制度的に構築するだけで、どの程度かかるものか、中・長期的なスケールでの活動の継続が必要となります。
実際のところ、もっと、かかるのではないかとも思います。
あと、出口調査からの情報なのですが、基本、有権者が求めるものは、「大阪都(9%)」ではなく、「経済対策(37%)」だというお話。
(FMで聞いていたから、かなりおおざっぱ)
このあたり、民意を見誤らないように留意なくてはなりません。
小泉政権以来、いわゆる「劇場型」「激変型」の政治が目立つようになりましたが、基本、昨今の有権者は、政治家を消費財として扱っています。
かつてのように、政治家や政党に有権者が積極的に関わって、自ら育てるという土壌が失われたわけです。
(言い換えれば、住民が自ら政治に参加することを放棄し、政治・行政サービスの受益者になり下がってきたわけですが、今回の本論ではないので、以下略)
その結果、短期間でダメならダメだと切り捨て、何かミスをすれば袋叩きにするわけです。
政治家の側が、これを回避するためには、市民に利益を与え続けるか、さもなくば、これも伝統的な政治手法である「敵を作る」ことを延々と続けなければなりません。
つまり、これを、現状にあてはめると、いずれ大阪維新の会の「敵」が、弱体化した時、今度は「経済」や「雇用」「社会保障」という、見えない大きな敵と戦わなければならないということです。
そして、実際は、それが本来の「敵」であるわけで、結局、敵を作り続けることは、本来の敵「経済」や「雇用」「社会保障」との対決を回避することでしかありません。
そのあたり、いつ、大阪が、本来回帰を行うのか、私は注目するところです。
ぶっちゃけ、この選挙では、「維新VS官公庁」という、シナリオで、話が進みましたが、現実問題、大阪府・大阪市の職員レベルでは、元々、「好き嫌いは別として、橋下知事の政策については、是々非々で考えるべきであって、一概に反対ではない」というのが、私の知る現場の実際。
というか、それが、政治家に対する公務員の一般的かつ基本のスタンス。
だからこそ、「維新VS官公庁」という、演出をされればされるだけ、橋下嫌いな職員が増えるわけで、そのあたり、正直、橋下氏は、自分で内部に敵を増やしているような気がしないでもないわけですが、それは、本人が自ら背負ったリスクなので、まぁ、仕方ないかとも思います。
ただ、今回、大阪維新の会がブチ上げた看板は、あまりに大きすぎます。
今後、この問題解決のシークエンスを、闘争に見立てることで、政治ドラマとして、聴衆を引きつけることも可能でしょう。
とにかく、
「飽きられればおしまい」
「失敗すれば、見捨てられる」
・・・という現状では、前に進むしかないでしょうね。
近畿圏では、兵庫県の井戸知事・京都府の山田知事・滋賀県の嘉多知事など、住民や市町村との問題意識の共有化と、地元自治体の課題を都道府県が取り込むことで、府県内部での協力体制を構築し、更には関西広域連合という、府県を超えた行政改革を行っています。
地方自治とは、住民の自立性と自律性が、最大の課題であり、それが、自治体職員の資質に、大きな影響を与えているというのが、私の持論です。
ただ求めるだけの住民は、民主主義の市民としては、失格です。
ただ与えるだけの為政者も、民主主義の為政者として、失格です。
この点、他人ごとながら、現在の大阪の政治情勢には、私、非常に危惧を抱いています。
しかし、現状、大阪の政治情勢に違法性はないと判断できます。
ですので、基本、地方が決めたことですので、その利益も結果も、大阪府民・大阪市民が受け止めるだけのお話ですので、(現在は)部外者である私が、どうのこうの言うこともありません。
ただ、一言、言わせていただけるなら・・・
やっぱり、大阪だ・・・(ぉ
・・・じゃなくて、自立と自律・協調こそが、地方自治体の基礎体力向上につながるものであり、短期的な外部闘争・内部闘争よりも、はるかに有益な手段であると、私は考えます。
あくまで私見ですが。はい。
【追記:】
↓ なんか、3日にわたって、ダラダラ書いたので、こんな本文読むより、前の記事のコメント欄を読んだ方が絶対有益だなと、思ったりします。はい。
http://kkmmg.at.webry.info/201111/article_26.html
http://kkmmg.at.webry.info/201111/article_25.html
いろいろ考えたのですが、結局、2週間前に書いた意見の焼き直しになるかなと。
↓ コチラ
【大阪都は近くない】大阪府知事選挙・告示。市長選挙も13日にですが・・・
http://kkmmg.at.webry.info/201111/article_11.html
で、以下、追加部分。
話題となった「大阪都」構想ですが、本日、11月28日付の日本経済新聞の朝刊も、大阪都構想に至るタイムスケジュールを4年と見ています。
もちろん、これは、スムーズに言った場合のお話。
言っている当事者すら具体的内容を定めていない「大阪都」を制度的に構築するだけで、どの程度かかるものか、中・長期的なスケールでの活動の継続が必要となります。
実際のところ、もっと、かかるのではないかとも思います。
あと、出口調査からの情報なのですが、基本、有権者が求めるものは、「大阪都(9%)」ではなく、「経済対策(37%)」だというお話。
(FMで聞いていたから、かなりおおざっぱ)
このあたり、民意を見誤らないように留意なくてはなりません。
小泉政権以来、いわゆる「劇場型」「激変型」の政治が目立つようになりましたが、基本、昨今の有権者は、政治家を消費財として扱っています。
かつてのように、政治家や政党に有権者が積極的に関わって、自ら育てるという土壌が失われたわけです。
(言い換えれば、住民が自ら政治に参加することを放棄し、政治・行政サービスの受益者になり下がってきたわけですが、今回の本論ではないので、以下略)
その結果、短期間でダメならダメだと切り捨て、何かミスをすれば袋叩きにするわけです。
政治家の側が、これを回避するためには、市民に利益を与え続けるか、さもなくば、これも伝統的な政治手法である「敵を作る」ことを延々と続けなければなりません。
つまり、これを、現状にあてはめると、いずれ大阪維新の会の「敵」が、弱体化した時、今度は「経済」や「雇用」「社会保障」という、見えない大きな敵と戦わなければならないということです。
そして、実際は、それが本来の「敵」であるわけで、結局、敵を作り続けることは、本来の敵「経済」や「雇用」「社会保障」との対決を回避することでしかありません。
そのあたり、いつ、大阪が、本来回帰を行うのか、私は注目するところです。
ぶっちゃけ、この選挙では、「維新VS官公庁」という、シナリオで、話が進みましたが、現実問題、大阪府・大阪市の職員レベルでは、元々、「好き嫌いは別として、橋下知事の政策については、是々非々で考えるべきであって、一概に反対ではない」というのが、私の知る現場の実際。
というか、それが、政治家に対する公務員の一般的かつ基本のスタンス。
だからこそ、「維新VS官公庁」という、演出をされればされるだけ、橋下嫌いな職員が増えるわけで、そのあたり、正直、橋下氏は、自分で内部に敵を増やしているような気がしないでもないわけですが、それは、本人が自ら背負ったリスクなので、まぁ、仕方ないかとも思います。
ただ、今回、大阪維新の会がブチ上げた看板は、あまりに大きすぎます。
今後、この問題解決のシークエンスを、闘争に見立てることで、政治ドラマとして、聴衆を引きつけることも可能でしょう。
とにかく、
「飽きられればおしまい」
「失敗すれば、見捨てられる」
・・・という現状では、前に進むしかないでしょうね。
近畿圏では、兵庫県の井戸知事・京都府の山田知事・滋賀県の嘉多知事など、住民や市町村との問題意識の共有化と、地元自治体の課題を都道府県が取り込むことで、府県内部での協力体制を構築し、更には関西広域連合という、府県を超えた行政改革を行っています。
地方自治とは、住民の自立性と自律性が、最大の課題であり、それが、自治体職員の資質に、大きな影響を与えているというのが、私の持論です。
ただ求めるだけの住民は、民主主義の市民としては、失格です。
ただ与えるだけの為政者も、民主主義の為政者として、失格です。
この点、他人ごとながら、現在の大阪の政治情勢には、私、非常に危惧を抱いています。
しかし、現状、大阪の政治情勢に違法性はないと判断できます。
ですので、基本、地方が決めたことですので、その利益も結果も、大阪府民・大阪市民が受け止めるだけのお話ですので、(現在は)部外者である私が、どうのこうの言うこともありません。
ただ、一言、言わせていただけるなら・・・
やっぱり、大阪だ・・・(ぉ
・・・じゃなくて、自立と自律・協調こそが、地方自治体の基礎体力向上につながるものであり、短期的な外部闘争・内部闘争よりも、はるかに有益な手段であると、私は考えます。
あくまで私見ですが。はい。
【追記:】
↓ なんか、3日にわたって、ダラダラ書いたので、こんな本文読むより、前の記事のコメント欄を読んだ方が絶対有益だなと、思ったりします。はい。
http://kkmmg.at.webry.info/201111/article_26.html
http://kkmmg.at.webry.info/201111/article_25.html



