- 2017年11月10日 14:36
NYタイムズより北朝鮮危機についての取材
ニューヨークタイムズの東京支局長から取材を受けました。
すぐに記事にするということではないそうですが、北朝鮮危機にあたっての我が国のミサイル防衛システム、外交防衛の考え方について質問を受けました。
我が国のミサイル迎撃の考え方とシステムについては、なぜ我が国が国土を飛び越えるミサイルを撃ち落とさなかったのかや、トランプ発言の「撃ち落とすべきだった」発言は、国を守るトップとして、ミサイルが国土に落ちる可能性があるので考え方として常識的な発言であることなどを解説しました。
また、なぜ日本は撃ってきたミサイルを撃ち落とすしかないのかを憲法上の問題から解説、防衛力整備がなぜ今のような状況なのか、防衛費がなぜGDP比1%前後に抑えられているのかについても説明し、抑止力の必要性についてもお話ししました。
抑止力については巡航ミサイル配備など敵地攻撃能力の必要性を解説しましたが、支局長からは核武装が必要かとの質問があり、私は現状では通常兵器で対応可能であると考えると述べました。
北朝鮮のミサイル危機については、ネット上で思い込みでの発言をする人が相次いでいますが、正確な理解が必要です。
私の毎日新聞のミサイル迎撃の解説が間違っているとの指摘に対しては、結局その後毎日新聞が訂正しました。
リンクは『GoHoo』より